古き良きハワイをじっくり楽しむ
今こそ行きたいノースショア（ハレイワ）特集

その名の通り、オアフ島北部に広がるのどかなエリア、ノースショア。ワイキキ方面からフリーウェイをドライブしていくと、広大なパイナップル畑の向こう側に青い海が見えてきます。

ゆったりとした時間が流れ、大自然の宝庫でもあるノースショア。ワイキキとは違う、もうひとつのハワイらしさを体感するなら、ここ。ぜひ足を運んでみてくださいね。

※この記事は2022年1月19日に内容を更新しました。

ワイキキからノースショアへの行き方

ザ・バスで行くなら…

まずは、ワイキキからアラモアナセンターへ移動。バス通りの「クヒオ通り」を頻繁に走っている8番のほか、19番、20番、23番などでもアラモアナセンターへいけます。

アラモアナからは、アラモアナセンター山側のバス停で52番「Wahiawa-Haleiwa Wahiawa」でハレイワ方面へ。約1時間半。 ハレイワより先（北方面）へ行くには、Haleiwa Beach Parkで60番に乗り換えが必要です。または島東部のカネオヘ地区を通って北上する60番「Kaneohe-Haleiwa Kaneohe-Windward Mall」でアラモアナセンターから行くこともできます。ただし60番の方が時間はかかります。

レンタカーで行くなら…

ワイキキからノース方面へクルマで行くなら、大きく分けて2通りの行き方があります。

ひとつは、①ホノルルからフリーウェイH-1WEST、H-2経由で、カメハメハ･ハイウェイへとオアフ島の中心を抜けていく方法。そのままカメハメハ・ハイウェイを北上してパイナップル畑の真ん中に建つ「ドール･プランテーション」を過ぎ、正面に海を見ながら15分ほど走るとハレイワの入口へ。ハレイワを通リ抜けるカメハメハ・ハイウェイと町を迂回するバイパスの分岐点を左に曲がるとハレイワの町へ到着です。

ドール・プランテーション（Dole Plantation）

ドールが経営するパイナップル農園。畑を巡る「パイナップル・エクスプレス」や世界最大の巨大迷路などが楽しめる。ギフトショップもおみやげ探しに最適！

もうひとつは、②オアフ島の東海岸からぐるりとまわってノースを目指す方法。ワイキキからH-1イーストを進み、風光明媚な東海岸をドライブします。カイルアからカネオヘ方面へ進み、聖地クアロア〜ノースショアへと進んでいきます。途中にはポリネシア・カルチャーセンターなどもあります。

ツアーで行くなら…

レンタカーやバスがちょっと苦手、でもノースショアに行ってみたい！という人におすすめなのがワイキキからノース方面へ送迎もしてくれるオプショナル・ツアー。自分たちに合ったプランを選んで楽しみましょう！ （各ツアーの詳細は写真をクリック）

ノースショアの楽しみ方①
個性豊かなタウンを見て歩く

●の〜んびり「ハレイワ・タウンを散策」

見どころが集まっているのは、ノースショアの玄関口に位置するハレイワ。ヒストリカルタウンとしても知られ、なんとものんびりした空気が漂うエリアです。ワイキキとは一味違う、古き良きハワイを彷彿とさせる街並みは、散策しているだけでも楽しい！

サーフィンの街というイメージが強いですが、カラフルで個性的なアート作品の宝庫でもあり、もちろんショッピングやグルメの人気店も集中しています。

ハレイワ・タウンの見どころは
ここをクリック>>

●オールドハワイを「ワイアルア」で堪能

ハレイワの西にある小さな街「ワイアルア」も人気。サトウキビの生産が盛んだった頃にシュガーミル（サトウキビ工場）だった建物を改築して手作りのソープを作っているノースショア・ソープ・ファクトリー （ワイアルア・シュガーミル）やワイアルアコーヒーのファクトリーなどは、ぜひ立ち寄りたい名物スポットです。

日本のテレビや雑誌などにも多く紹介されているので、聞いたことがあるという人も多いのでは？

●サーフィンの聖地でビッグウェーブに感動

ハレイワをさらに北上していくと、バンザイ・パイプラインやサンセットビーチなど、世界的なサーフィン大会も開催されるビーチがあります。まさに、サーファーの聖地。冬になると大波を求めるサーファーやその勇姿を見たいと集まるファンで渋滞ができるほど。

また、運が良ければ野生の海ガメ（ホヌ）の甲羅干しを見られることも！もし見かけた場合は、カメに近づきすぎないよう、遠くから見守ってくださいね。

●エビの養殖で有名なカフクへ

それらのビーチを超えてさらに進むと、カフクに到着。エビの養殖やトロピカルなフルーツのファームなどがあるのんびりした地域です。道路にある「フルーツスタンド」もチェックを。

ちなみに、サンセットビーチやププケアとこのカフクの間（オアフ島最北端）にあるホテルがタートルベイ・リゾート。広大な敷地でゆったりゴルフや乗馬も楽しめる、大人のリゾートホテルです。ワイキキからノースショアへはもちろん日帰りも可能ですが、タートルベイ・リゾートに滞在してゆっくりした時間を過ごすのも素敵ですね。

ノースショアの楽しみ方②
メインストリート・ハレイワタウンを散策

ヒストリカルタウンのハレイワは、どこを見ても楽しくて時間を忘れてしまいそう…。

まずは、いくつかのランドマーク的なショッピングセンターから攻略しましょう。お買い物はもちろんノースのグルメも堪能できるのが魅力です。

●「ノースショア・マーケットプレイス」

ノースショア・マーケットプレイスはハレイワを代表するショッピングセンターで、「パタゴニア」などの人気ブランドからローカルアートギャラリーなどが集まっています。

雰囲気のある建物は、どれもフォトジェニックでつい長居してしまいそう。パーキングもあり、お買い物、グルメ、トイレ休憩にも欠かせないスポットです。

●パタゴニア

言わずと知れたアウトドアブランド、パタゴニア。ここ、ハレイワ店でしか手に入らない「pataloha」をはじめとする限定ラインをお見逃しなく！おみやげにもオススメです。

●ソーハリビング

海辺のコテージ風の部屋作りにぴったりな生活雑貨が評判のローカルブランド。貝殻モチーフの雑貨など、ビーチシックなアイテムがたくさん。カハラモールやカイルアにも店舗あり。

ロコにも旅行者にも愛されるカフェ「コーヒーギャラリー」や、メキシカンの「チョロズ・ホームスタイル・メキシカン」、「バンザイスシ」などレストランも多数。パーキングもあるのでレンタカー派にも便利です。

●コーヒーギャラリー

ハレイワタウンの名物とも言えるコーヒー専門店。地元ワイアルア産やハワイ島コナ産コーヒーをはじめ、希少価値の高いコーヒーがずらり。ロコの憩いの場でくつろいでみては？

●チョロズ・ホームスタイル・メキシカン

ホームメイドの絶品メキシカンを求め、オアフ中から人が集まる人気店。自家菜園の野菜を取り入れたヘルシーメニューやブリトー、ナチョスなどがそろいます。アルコールも充実！

●「ハレイワ・ストア・ロット」

2015年5月に登場したショッピングコンプレックス、ハレイワ・ストア・ロット。行列ができることで知られる「マツモトシェイブアイス」や、ワイキキやアラモアナでも人気の「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」などもコンプレックス内にあり、常に多くの人でにぎわっています。

裏手には駐車場があり、またトイレもあるのでハレイワ・タウン滞在の拠点的存在にも！ぜひゆっくり楽しんで。

●マツモトシェイブアイス

1951年開業。70年以上もハレイワタウンで営業を続ける大人気の名物店。行列に並んででも食べたいシェイブアイスはもちろん、オリジナルのロゴグッズはおみやげにも最適です。

●アイランド・ヴィンテージ・コーヒー

人気のコナコーヒー専門カフェ。厳選のコーヒーはもちろん、チョコでコーティングされたコーヒー豆やリリコイバターなど、おみやげにうれしいハワイ産アイテムも多数。サンドイッチやアサイボウルもお忘れなく！

ロコガールのセンスが光るアパレルショップ「グアバショップ」やお気に入りのTシャツがきっと見つかる「マリブシャツ」なども、おみやげ探しに最適！こちらも駐車場完備で安心。トイレもきれいなので、できればここで行っておきましょう〜。

●グアバショップ

ノースショア出身のロコガール、リズとカイが発信するセレクトショップ。ロコガールズ御用達のおしゃれなブティックで、肌触りのいいお洒落カジュアルな一品を見つけてみては。

●マリブシャツ

オールド＆ビンテージ風のデザインが施された、上質なTシャツや小物を取り扱う人気ブランド。Tシャツのほか、トートバッグやブリキプレートなどの小物もそろいます。

●マウイ ダイバーズ ジュエリー

ハワイやアメリカ本土、グアムなどに37店舗を持つ最大級のハワイアンジュエリーブランド「マウイ・ダイバーズ・ジュエリー」はハレイワのほか、ドールプランテーション内にも。

ノースショアの楽しみ方③
大人気のB級グルメ・ガーリックシュリンプを制覇

ノースショアには個性的な多くのシュリンプワゴンが集まっています。とくに人気なのは、その香りがたまらないガーリックシュリンプ！お気に入りを見つけて、ぜひ舌鼓を。

●カマロン・シュリンプワゴン（ハレイワ）

カフクの人気シュリンプワゴンがハレイワに移転オープン！研究を重ねて完成した、あっさりクリーミーソースをプリプリの大きなエビに絡めたオリジナルの味が大人気！

●ビッグウエーブ・シュリンプ（ハレイワ）

世界的な某クチコミサイトでも2014年に受賞したほどの人気を誇るシュリンプワゴン。ドール側から向かったハレイワタウンの入り口近くのカラフルなバスが目印です。

●ジェニーズ・シュリンプ・ランチワゴン（ハレイワ）

人気シュリンプワゴン「マッキーズ」で長年活躍したシェフのジェニーさんが独立してオープンした新スポット。大ぶりのエビ＆手作りのバターガーリックソースはロコも唸る絶品！

●フミズ・カフク・シュリンプ（カフク）

ノースショアの本場カフクにワゴンとスタンドの2店を構える人気店でガーリックシュリンプを！店の裏手にある自家養殖場のエビを使用しているので、いつでも獲れたて新鮮です。

ノースショアの楽しみ方④
ほかにもカジュアルグルメをハレイワで

●スパゲッティーニ

手打ちパスタと生地から作る焼きたてNYスタイルピザに、ビーチ帰りのロコが集まる人気店。1スライス$4ほどの特大アメリカンサイズ・ピザなど、コスパの良さも魅力です。

●カフェ・ハレイワ

ハレイワタウンの入り口からすぐ、朝食が人気の「カフェ・ハレイワ」はカラフルな外観＆インテリアでも知られています。裏に駐車場あり。隣接のエスプレッソ・バーも話題です。

●スクープ・オブ・パラダイス

手作りワッフルコーンと、口の中に広がる濃厚なアイスクリームの味に病みつきになる人が多いという、ノースショアのアイスクリーム屋さん。ポップにディスプレイされた店内もかわいい！

●クアアイナ・サンドウィッチ・ショップ ハレイワ店

地元サーファーをはじめ、多くのファンの支持を集める名物ハンバーガーレストラン。厳選された材料にこだわった味は、創業以来変わらないと大人気です。

ノースショアの楽しみ方⑤
そのほかハレイワでおみやげ探しなら…

●サーフ・アンド・シー

1965年オープン、ハレイワの人気サーフショップ。プロが選んだギアやグッズから、おしゃれなスイムウエアやビーチグッズ、キュートな小物などが大充実。サーフレッスンもあります。

●ハッピーハレイワ

ノースショアをイメージしたやさしい雰囲気の店内には、限定アイテムがいっぱい！新デザインが次々登場するオリジナルTシャツやプチプラチョコレートは、おみやげに最適です。

●バブルシャック・ハワイ

地球にやさしいバス＆ボディアイテムがそろうショップ。人気のソープ類は安心して使えるのはもちろん、カラフルな見た目もフォトジェニック。甘い香りはギフトにも喜ばれそう。

ノースショアの楽しみ方⑥
2021年にオープンした新スポット…

●トロピカル・トライブ

アサイの原産地であるブラジル出身のオーナーが提供する本場のアサイボウルが味わえるカフェがハレイワ地区に新店舗をオープン。アマゾンから直接輸入したAグレードのワイアナ・アパライ・アサイと、ビタミンAや鉄分、カルシウムといった栄養を豊富に含むガラナベリーだけで作った濃厚な味わいのアサイボウルを提供しています。

いかがでしたか？ご紹介したスポット以外にも、ノースショアにはワイキキやアラモアナとは一味違う見どころがたくさんあります。レンタカーはもちろん、送迎付きのツアーやバスなどを上手に利用して、オールドハワイの雰囲気をぜひお楽しみください！