エントリーナンバー3

波花（なみはな）ボトル$94＆モロカイ島産エビの刺し身$21

でたー！！幻のハワイ産焼酎「波花（なみはな）」！ 生産量が限られているのでなかなかお目にかかれない名酒です。ノースショアで日本人夫婦が手作りしているこだわり焼酎は、黒麹を使用したしっかりと力強い味わいが魅力。シーズンによって麹の種類も変わるようですが、それもこの焼酎の個性のひとつ。ここカイワは数少ない取り扱いレストランのひとつなんです。

キレのある波花に合うのはモロカイ島産のツヤッツヤのエビ。もうこのエビ、私の熱量が箸先まで伝わって溶けちゃうんじゃないかと思うくらい、トロンとしていてずっと見ていたいくらいです。口に含んだときの甘味ったら...。そこで浪花をひと口いったらワンツーパンチでKOです。しかも最後にエビの頭を味噌汁にしてくれるので、シメにぴったりな一品がおまけでついてくるというサプライズが。刺身はその日入荷した新鮮な素材が味わえるのでメニューは日替わりです。ピッチピチの新鮮海の幸ここにあり！

お酒ラバーの私の感想：
これぞハワイが生んだ美酒＆美食。飲まず食べずしてハワイは去れない！

エントリーナンバー4

アサツユ（ケンゾー）白ワインのハーフボトル$68＆フォアグラと中トロの鉄板焼き$23

波花に興奮気味でしたが最後に横綱の登場です。フォアグラと中トロってちょっと反則じゃないですか？

間違いなく美味いじゃないですか！！

しかもワインは選ばれたお店しか扱えないケンゾーブランド。

じつは私、ケンゾーのワインは初めて！ カイワではケンゾーのワインを白ワイン1種類、ロゼ1種類、赤ワイン2種類の合計4種類を取り扱っていますが、あえて白ワインをセレクトされた理由をマネージャーのミツエさんに聞いてみました。

ミツエ：「本当はロゼと迷ったんですが、フルボディのこのアサツユの白は、お料理に負けないインパクトで、ぜひお楽しみいただきたかったんです」

迷ったロゼ（上の写真左）は次回お店を訪れた時のお楽しみにとっておいて、今回はおすすめの白ワインをいただきます。

お料理に話を戻します。

この高級白ワインに負けない料理がフォアグラと中トロの鉄板焼き。そう、カイワには寿司カウンターもあれば鉄板焼きもあるのです。シェフが鮮やかな手つきで焼き上げた、濃厚なフォアグラと中トロの、人をだめにするような旨味爆弾に悶絶。そして通常赤ワインで使用するボルドーグラスに注がれた、アサツユの白ワインの香りをじっくり楽しんだ後、ひとくちゴクリ。

コレは...。

もはや言葉が出ません。そりゃあ目も見開きます。

確かにしっかりとした味わい。でもフォアグラと中トロの味をかき消すのではなく、包みこむような感じ。そして後味がこの上なく爽やか！アサツユという名にふさわしい清々しさが感じられます。
濃厚フォアグラと中トロの味わいをかき消すのではなくて、さらにふくよかな味わいを残しつつもスッキリと爽やかな余韻を残す...。

できすぎです。参りました。

お酒ラバーの私の感想：
美味いに決まってるじゃないですか！ アサツユのお値段は、正直お高めですが、その価値にふさわしい「格」を感じる食体験。

どれも酒飲みさんの気持ちを汲んだ厳選された組み合わせで、本当に美味しかった～。飲めない人だってお料理だけでも絶対に満足できるはず。まだまだいろいろな組み合わせが楽しめそうです。

そして冒頭でも触れた通り、今年で10周年を迎えたカイワ。これを記念して毎月10日は$10のメニューを10種類用意。5月実施時には最大$9オフになるメニューもあったほど太っ腹な内容だったのです。6月のメニューはまだ発表されていませんが、5月に提供したさつまいものチーズ焼き・はちみつ添えは好評につき6月10日にも$10メニューとして登場することが決定しました～。7種類ものチーズが使用されたこだわりのチーズ焼き、これもビールに合いそう！ 10周年記念メニューの詳細はアロハストリートのウエブサイトからチェックしてくださいね。お食事の際は予約がおすすめです。

次にカイワを訪れる時は、フォアグラ＆中トロとアサツユのロゼを試してみようと思っていたのですが、いただいた白ワインの美味しさも忘れられず「ふたつ飲んじゃえばいいじゃん！」という結局酒飲みの結果に落ち着きました（笑）。

今回のおすすめの組み合わせを考えてくれた店長の吉川さん（写真上：右）とマネージャーのミツエさん（写真：左）、素敵な機会をどうもありがとうございました！

波花も在庫に限りがあるので、お早めに～。（あ、波花もまた飲みに行かなきゃ！）

※カイワ 鉄板焼き＆寿司は閉店しました。（2019年7月現在）