ハワイ州教育局のクリスティ・キシモト局長は17日（金）、州内にあるすべての公立小・中・高校の学校閉鎖の延長を発表。州内すべての公立校は年度末まで自宅での遠隔授業が継続して行われることが決定した。ハワイ州の公立校は5月28日が今年度の最終授業日で、5月末からは夏休みとなる。

ハワイ州の公立校は、春休み終了後の4月6日（月）より自宅での遠隔学習がスタート。当局では当初、4月30日には学校を再開して対面式の授業を再開するとしていたものの、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、今年度中の学校の再開を断念。年度末まで対面式の授業は行われず、すべての児童と生徒は自宅での遠隔学習となっている。

州内の公立校に通う児童と生徒は学校が閉鎖されてから、オンラインや授業に必要な教材を提供され、自宅学習を余儀なくされている。

このほか教育長は、毎年夏休みに行われているサマースクールもすべてオンラインに移行する予定であるとしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ