保健局がサモアへの渡航自粛を勧告

2019.12.10

日刊ローカルニュース

保健局では、サモアで麻疹が流行していることを理由に、旅行者に対し、サモアとアメリカ領サモアへの旅行を自粛するよう渡航自粛勧告を発表している。

サモア諸島ではすでに少なくとも70人が麻疹で死亡しているほか、アメリカ領サモアでも9人の症例が確認されており、当局では、アメリカ領サモア地区に旅行する際には、現地への到着日から少なくとも14日前までに麻疹の予防接種を受けたことを示す証明書がない場合は、入国拒否の対象となるとしている。

ハワイからは先週、ハワイ州のジョシュ・グリーン副知事などが結成した医療チームがサモアを訪問。現地滞在48時間で約34,000の予防接種を行ったものの、グリーン副知事は「サモアで流行している麻疹から肺炎へ移行するケースが確認され、肺炎の病原体を調べた結果、ハワイやアメリカ本土では確認されたことがない、強い感染力を持つ品種であることが確認されました」とコメント。今はサモアへ行く時期ではない」としている。

ハワイの大手航空会社のハワイアン航空では、アメリカ領サモアへの定期便の運行に変更はないとしているものの、12月9日から31日までの期間の航空券を保有している場合は、変更料金なしで航空券の旅程を変更するとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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