昨年6月、オアフ島のワイキキビーチで誕生し、話題を集めていたハワイアンモンクシール「カイマナ」の母親である「ロッキー」が、カウアイ島で出産していたことが明らかになった。
当局によると、ロッキーと生まれたばかりのハワイアンモンクシールの赤ちゃんは、カウアイ島の非公開の場所で出産後も元気に過ごしており、今後も当局が見守りを継続するとしている。
ロッキーは、過去にカウアイ島で9回、オアフ島で1回出産しており、今回生まれた赤ちゃんはロッキーの11番めの子となった。
海洋哺乳類センターは、ハワイアンモンクシールの雌は5~6歳で出産可能年齢に達し、約10~11カ月の妊娠期間を経て出産するとしている。
なお、NOAA(米海洋大気局)によると、ハワイ諸島で今年生まれたハワイアンモンクシールの子どもの数は過去最大の26匹で、2013年に記録した21匹を大幅に上回っている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ