ハワイ州土地自然資源局の水産資源部門は、希少生物として知られるハワイアン・モンクシールへの餌付けを禁止する新たな警告板を、オアフ島西部のカヘ発電所近くの港に設置している。
当局関係者は「港近くで3頭のハワイアン・モンクシールが、人間から餌をもらおうとする奇妙な行動を取るのを発見しました。人間がハワイアン・モンクシールを餌付けすると、彼らが人間に依存するようになったり、餌をもらおうとして人間に危害を与えるような状況に陥る可能性が出てくるほか、モンクシールの健康にも影響を与えるかもしれず、モンクシールのためにも餌を与える行為は慎んでもらいたいです」とコメントしている。
なお、ハワイアン・モンクシールは連邦政府によって保護されている希少生物で、ハワイアン・モンクシールへ餌を与えることは連邦法違反にもなる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ