アイランドエア社が経営破綻

2017.11.10

日刊ローカルニュース

37年間にわたってハワイ諸島間を結ぶ定期便を運航していたアイランドエア社が9日(木)、経営破綻すると発表。今日10日(金)の最終便となる22:14カフルイ発、22:49ホノルル着のアイランドエア449便を最後にすべての便の運航を終了し、11日(土)0:01に会社を正式に閉鎖すると発表した。

アイランドエア社は、航空機のリース契約に関して出資会社との間で金銭面での問題に直面。連邦破産法第11条を申請して会社の立て直しを図っていたものの、期限までに新しい出資者を見つけることができなかったとしている。

アイランドエア社のデーヴィット・ウチヤマ社長は従業員へのメールで「会社存続のためにあらゆる手を尽くしたものの、期限までに会社存続のために必要な条件を整えることができませんでした。会社の最後の日まで、我々はハワイの人々にリーズナブルに諸島間移動ができる航空便を提供するため尽力していたという誇りをもって勤務してください」とコメントしている。アイランドエア社では、毎週252便の島間航空便を運航し、従業員432人を雇用していた。

なお、アイランドエア社の航空券をクレジットカードで購入している場合は、クレジットカードへの返金が行われ、現金で支払っている場合は、破産裁判所に届けでる必要がある。また、ハワイアン航空では、17日(金)までのアイランドエア社の航空券を持っている顧客に対し、スタンバイとはなるものの、同社の航空便への搭乗を可能とするオプションを提供するほか、片道$71の特別料金も提供するとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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