オアフ島ノースショアのワイメアベイで波のコンディションなどによって開催が決定する幻のサーフィン大会「エディ・アイカウ・サーフ・コンテスト」が、開催の危機に直面していることが明らかになった。
関係者によると、故エディ・アイカウの家族側と、大会スポンサーであるクイックシルバー、レッドブル間での交渉が難航。7日(土)の時点で、今シーズンのエディ・アイカウ・サーフ・コンテストの開催決定の合意に至っておらず、クイックシルバー側は「アイカウ家族側と長期にわたって大会開催に関する交渉を行っていましたが、合意に至るまでに時間がかかりすぎたため、今シーズンの大会のスポンサーを行うチャンスがないとの決定を下しました」としている。
1985年にスタートしたエディ・アイカウ・サーフ・コンテストは、ワイメア湾に打ち寄せる波が30フィート以上になった場合のみ開催されるサーフィンの一大イベントで、過去30年間での大会開催数は9回のみとなっている。
なお、クイックシルバー側は、今シーズンの大会の開催に関する合意には至ることができなかったものの、2018年‐2019年のシーズンの開催に関する話し合いは継続して行う意向を示している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ