営業再開!パワーアップしたゼットンを徹底レポート

営業再開!パワーアップしたゼットンを徹底レポート

ワイキキで6店舗の人気レストランを展開する「ゼットン」。7カ月の休業を経て待望の再オープン! 定番の人気メニューや新メニューをレポートします。

公開日:2021.05.18

編集部体験レポート

アロハ!ユウリです。

ワイキキで「アロハテーブル・ワイキキ」や「地喰(ジグ)」、「ヘブンリー・アイランド・ライフスタイル」、「アロハステーキハウス」、「グーフィー・カフェ&ダイン」、「パリ・ハワイ」など数々の人気店を展開する「ZETTON, INC.」。新型コロナウイルスの影響を受け、2020年9月から全ての店舗を一時閉店としていました。

2021年4月1日、7カ月間の充電期間を経て「アロハテーブル」、「ジグ(地喰)」、「ヘブンリー・アイランド・ライフスタイル」、「アロハステーキハウス」が待望の再オープン! 心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか?

今回は、再オープンした4店舗で食べるべき人気のメニューや新メニューを編集部のエリカとレポートします。お店の方へのインタビューや日本のみなさまへのメッセージもあるので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

 

アロハステーキハウス(Aloha Steak House)

まずは、ルワーズ通りのアクア・オアシス・ホテル1階にあり、美味しいアメリカンなステーキを気軽に楽しめると人気の「アロハステーキハウス」へ。私も編集部のスタッフとも何度か来たことがあるのですが、カジュアルな雰囲気で肩の力を抜いて絶品ステーキが食べられるのでお気に入りのレストランです。ビーチハウスのような店内も良いのですが、今回はテラス席でお料理をいただくことに。

アロハステーキハウスのおすすめメニュー:ハーフパウンドリブアイステーキ&ガーリックシュリンプ($39)

来た〜!

テーブルに運ばれてきたのは、ステーキとガーリックシュリンプの両方が楽しめるアロハステーキハウスの人気メニュー、「ハーフパウンドリブアイステーキ&ガーリックシュリンプ」。

目の前でパチパチと音を立てる鉄板、食欲をそそるお肉の香り、お肉の上でじわーっと溶けていくバター……この至極のステーキが恋しかった〜! シェフ特製のマウイオニオンのソースをたっぷりかけていただきましょう。

アロハステーキ自慢のステーキを頬張り幸せを噛み締めるエリカ(笑)。

エリカ:柔らかくてジューシーなお肉が美味しすぎる〜!! ガーリックシュリンプもプリプリで最高〜。

このステーキのために何度も足を運びたくなるんですよね。また元気が出ないなぁ〜と感じた時にパワーチャージしに来たいと思います〜。

 

ヘブンリー・アイランド・ライフスタイル(HEAVENLY Island Life Style)

ハワイ産の食材やオーガニックの食材にこだわったヘルシーなメニューが人気のカジュアル・レストラン「ヘブンリー・アイランド・ライフスタイル」。評判は聞いていたものの、なかなか機会がなく実は初めての来店なので「やっと来られた!」という気持ちでワクワク。

ヘブンリー・アイランド・ライフスタイルのおすすめメニューその1:ローカルエッグベネディクト($18)

シェフイチオシの一品がこちらの「ローカルエッグベネディクト」。ハワイの定番朝食メニューですが、朝食&ランチタイムにオーダー可能。ローカルポークベリー、カルア・ピッグ、ローカルトマト&ローカルアボカド、サーモン&スピナッチの4種類から選べます。今回はローカルトマト&ローカルアボカドをいただくことに。

この卵のプルツヤ感…たまらん(笑)。

卵はフレッシュな地元産のものを使用しているのだそう。思い切って割ってみると見事にトロトロ〜!

ユウリ:…美味しい! 濃厚なイメージがあるオランディーズソースは、まろやかながらもあっさりめ。重たくないのが良い〜。

この自家製のオランディーズソースには、隠し味にリリコイバターを使用しているとのこと。付け合わせの地元産のケールも苦味をあまり感じませんでした。ハワイの大地で育った野菜をたっぷりと食べられるって幸せだな〜。

 

ヘブンリー・アイランド・ライフスタイルのおすすめメニューその2:冷製坦々:ポークとルッコラのオーガニックタヒニの冷製坦々フォー($17.5)

ランチには「冷製坦々:ポークとルッコラのオーガニックタヒニの冷製坦々フォー」といったメニューも提供しています。実はエスニックテイストの料理はあまり得意ではなく、フォーは滅多に食べないのですが、このフォーは別! クセがあまりなくさっぱりとしていてとっても美味しかったです。ガーリックチリやホイシンソース、オーガニックのごまペーストなどが付き、いろんな味わいが楽しめるので飽きずに食べられました。

そのほかのヘブンリーのおすすめメニューやドリンクはギャラリーでどうぞ!↓

 

アロハテーブル・ワイキキ(Aloha Table Waikiki)

ワイキキ・ショッピングプラザの裏側にある「アロハテーブル・ワイキキ」は、ハワイならではの料理が堪能でき、在住者からも旅行者からも人気が高いダイニングです。

アロハテーブル・ワイキキのおすすめメニューその1:神戸スタイルビーフロコモコ」(ランチ$19、ディナー$21)

アロハテーブルと言えば…

ロコモコですよね〜!

ハワイ州観光局公認プログラム、「111-HAWAIIアワード」のロコモコ部門で3年連続受賞を果たしたアロハテーブル・ワイキキを代表する長年人気のメニューです。

 

肉厚のパテにとライスにシェフ秘伝のデミグレービーソースがたっぷりとかかっていて美味しそう〜! 半熟卵を崩していただきます。
追加料金でサイズアップやフライドオニオン、チーズ、マカロニサラダの追加トッピングも可能ですよ〜。

アロハテーブル・ワイキキのおすすめメニューその2:シズリング・アロハハンバーグステーキ」(ランチ$18〜、ディナー$20〜)

変わらない美味しさのロコモコを堪能する私たちのもとへ新しく登場した新メニューが運ばれてきました。この新メニューがスゴかったんです……!

「シズリング・アロハハンバーグステーキ」です!

…パチパチと音を立てる熱々の鉄板で提供されるハンバーグからは肉汁が溢れ出し、見るからにジューシー! 動画から伝わりますか? 見ているだけで一気にお腹が空いてきました。

ビーフ100%のパテにナイフを入れてみるとさらに肉汁がジワリ。チーズもトロトロ〜! ハンバーグステーキの下にはパスタが敷いてあり、日本の洋食店を思い出しました。付け合わせにはパイナップルなどもあり、ハワイらしさを感じます。
ユウリ:…美味しすぎる! デミグラスソースととろけたチーズがジューシーなハンバーグとの相性抜群!パテはしっかりと噛みごたえがあるのに柔らかさも感じる絶妙な硬さ。「お肉を食べている」感がすごいです。

お店の方曰く、パテはアロハステーキハウス監修で、デミソースはアロハテーブルのシグネチャーであるロコモコのデミグレービーをベースに開発した

渾身の一品

なのだそう。両店の良さが詰まっているんですね〜。

シズリング・アロハハンバーグステーキは、オリジナルデミソースのほか、デミチーズ、おろしポン酢など全部で4種類。ぜひお好みのソースで楽しんでみてくださいね。ランチタイムはライスまたはサラダがセットになっています。

地喰(ジグ) Zigu

ハワイ産の食材を使った料理をじっくりと味わいたい時は、シーサイド通り沿いにある「地喰(ジグ)」へ。和食とハワイの味を融合させた創作料理を提供しています。

見てください〜! この繊細で綺麗な盛り付けのお料理でいっぱいの豪華なテーブル。私もエリカもニヤニヤが止まりません(笑)。

こちらのお料理は全部新メニューとのこと。さっそくご紹介しますね。

 

地喰(ジグ)のおすすめメニューその1:サトヤマ農園の紅芋といぶりがっこのポテトサラダ($8.5)

私とエリカのお気に入りが「サトヤマ農園の紅芋といぶりがっこのポテトサラダ」。お店で提供している芋焼酎「波花No.15」にサトヤマ農園産の紅芋が使われているのを知り、ローカルペアリングを楽しんでもらいたいとの想いから生み出された一品です。

濃厚なのにくどくなく、ほんのりスモーキーな風味に

「これは地喰(ジグ)でしか味わえないね」

とエリカ。素材について知りつくしている地喰(ジグ)だからこそ出せる味わいです。ぜひ同じ農園の芋を使った波花No.15と一緒に味わってみてくださいね。

地喰(ジグ)のおすすめメニューその2:ローカル魚介とハマクアマッシュルームのダイナマイト味噌グラタン($17)

和食が並ぶ中、洋食のような見た目で気になるこちらは「ローカル魚介とハマクアマッシュルームのダイナマイト味噌グラタン」。アロハ豆腐で作ったベシャメルソースには隠し味で味噌を使用し、豆乳味噌風味に仕上がっています。和食をあまり食べたことがない日本以外の地域から来店した方でも気軽に楽しめそう。

エリカ:クリーミーで濃厚なチーズ&味噌と、魚介が見事にマッチしてます。くどすぎないからいくらでもいける!

そのほかの新メニューはフォトギャラリーでどうぞ!↓

 

店内の新型コロナウイルス感染拡大防止対策も徹底

入店前の検温やソーシャルディスタンス、タッチレスメニューなど今回お邪魔した全ての店舗で新型コロナウイルス感染拡大防止対策がしっかりと行われ、安心してお食事が楽しめました。

  • QRコード読み込み自分のスマホで見られるタッチレスメニュー

  • 入り口に設置された検温機

  • QRコードを読み込んでアクセスするページで住所や電話番号を登録

  • マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保を促すサイン

 

パワーアップして再スタートしたZETTON, INC.のダイスケさん、マイルドさん、ケイゴさんにインタビュー

写真左から、代表:ダイスケさん、副社長:マイルドさん、統括シェフ:ケイゴさん

───アロハ! ダイスケさん、マイルドさん、ケイゴさん。営業再開おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。

マイルドさん:お店を閉めていた時に、みなさんから「街から灯が消えたようだ」と言われていたんです。営業を再開するとたくさんの方が来店してくださり、中には「やっと街に灯が戻ってきたね」と涙ぐみながら喜んでくださる方もいて本当にありがたかったです。
街の住人の方にとってZETTON, INC.のお店が灯のような存在であることを知れてとても励みになりましたし、ワイキキの街に再び灯をともせてうれしいです。

───休業中は私も寂しかったです。元気なスタッフのみなさんを見てパワーをもらいました。休業期間中はどのように過ごされていましたか?

マイルドさん:従業員たちにはとても辛い思いをさせてしまい心苦しかったのですが、休業期間中にも各々が地元のファームへ足を運んだり、ボランティアに参加したりと、自発的に出来ることを見つけて取り組んでいました。
記事内でも紹介していますが、地喰(ジグ)ではお店で提供している波花にオアフ島の農園の芋が使われていることを知り、お客様にローカルペアリングを楽しんでいただけるよう同じ農園の芋を使ったポテトサラダを新メニューとして生み出しました。
休業期間の活動で学んだことや思いついたアイデアを営業再開時に活かしています。自分たちの足元を見直し、地元の食材や活動をもっと深く学ぶなど、普段できないことにじっくりと取り組めました。

ケイゴさん:あとは休業期間中に3人で日本に一時帰国し、日本のアロハテーブルやヘブンリーで提供している料理について再度ディレクションしました。ZETTON, INC.グループ全体にエンジンをかけられたと思います。

───日本にある店舗で提供する料理の見直しも行われたんですね。統括シェフのケイゴさんは新メニューの考案にも携わっていると思いますが、どんなところに注目してほしいですか?

ケイゴさん:そうですね。地喰(ジグ)とパリ・ハワイ以外の店舗で提供するメニューの監修をお手伝いさせていただいています。今回は、新たな波を作っていきたい思いアロハステーキハウスのスパゲティやアロハテーブルのシズリング・アロハハンバーグステーキなどを開発しました。
特にアロハステーキハウスがプロデュースするパテと、アロハテーブル・ワイキキのロコモコに使っている秘伝のデミグレービーソースを合わせたシズリング・アロハハンバーグステーキは、日本視察の時にいろんなお店を回って研究し、何度も改良しました。2店舗のコラボレーションによる自信作を早く日本の方に楽しんでいただきたいです。

───シズリング・アロハハンバーグステーキ、パテの硬さが絶妙で本当に美味しかったです! 早く日本の方にも味わっていただきたいですね。パワーアップしたZETTON, INC.として新たにスタートをされましたが、今後の意気込みをお聞かせください。

ダイスケさん:7カ月の休業期間をどう過ごしたかも大事ですが、1番大切なのは自分たちの気持ちと、どうお店を作っていくのか。各々が勉強を重ねスキルアップし、少人数でも骨太の強いグループとしてお客様に食のエンターテイメントと元気をお届けできるお店を作っていきたいです。

マイルドさん:日本からのお客様がなかなか来られなくなり、地元の方やアメリカ本土など日本以外の地域からの方が来店してくださることが増えました。そういった方にもっと楽しんでいただけるようお店をさらにブラッシュアップし、日本の方が戻られた時により磨きがかかった状態でお迎えしたいですね。

───今後具体的に取り組みたいことなどはありますか?

マイルドさん:今回の休業期間にコミュニティの大切さを改めて実感しました。もっと地元のコミュニティの方に楽しんでもらえる企画を考えていきたいです。

ダイスケさん:もうひとつ、経営の柱の中に「サスティナブル経営」があります。コロナ渦で飲食界の弱さを実感しましたが、人間の生きる根底にある「食」がなくなることはないと思います。しかし、「食のあり方」は今後変わっていくはず。これから求められるレストランの姿において、「自然と人類の共存」が重要だと思うんです。

今は一品の料理にどれだけの農薬が使われ、土壌が傷み、水が使われ、人間の労力がかけられているのかを知らずに食べていますよね。今後みなさんが自分の食が環境に及ぼす影響を知ったとき、環境へ配慮をせずに作った料理を提供するレストランは選ばれないと思います。
ハワイで営業をさせていただいている身としてこのまま問題を無視するのではなく、「どうしたらハワイの自然やコミュニティに還元できるのか、どうしたら持続可能な社会に貢献できるのか」をテーマに活動していきたいですね。
シェフ陣は今でも農園やファーマーズマーケットに足を運んで食材選びをしていますが、これからはもう一歩踏み込んで食材の成り立ちなども学び、ハワイという土地に合った食材アレンジをしていくことが大事。それをお客様へ届け、次世代にバトンを繋ぐことがZETTON, INC.のミッションです。

───素晴らしいです…! 本日はいろいろとお話しいただき、ありがとうございました。

 

お店のスタッフより日本のみなさまへメッセージ

最後に、今回ご紹介した4店舗のスタッフの方から日本のみなさまへメッセージをいただきました。ぜひ動画でご覧ください!↓

 


 

より良いお店作りを目指し前進を続けるZETTON,INC.の今後の活躍に期待が高まりますね。

「アロハテーブル」、「ジグ(地喰)」、「ヘブンリー・アイランド・ライフスタイル」、「アロハステーキハウス」に続き、「グーフィー・カフェ&ダイン」も5月5日(水)に営業を再開しました。ぜひパワーアップした各店舗へ足を運んで新メニューや人気の定番メニューを味わってみてくださいね!

アロハステーキハウス

住所
364 Seaside Ave, Honolulu, HI 96815

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電話番号
808-600-3431

ヘブンリー・アイランド・ライフスタイル

<ワイキキ店>

住所
342 Seaside Ave., ショアライン・ホテル・ワイキキ 1F, Honolulu, HI 96815

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電話番号
808-923-1100

アロハテーブル・ワイキキ

住所
2238 Lauula St 2F, Honolulu, HI 96815

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電話番号
808-922-2221 日本語OK

地喰(ジグ)

住所
413 Seaside Ave 1F, Honolulu, HI 96815

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電話番号
808-212-9252 日本語OK
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