ホノルル市当局は、オアフ島のケエヒ・ラグーンにある市の公園施設内に、一人用テントなどを含む路上生活者向けの屋外トリアージポストを設置している。
7日(火)にホノルル警察が設置したトリアージポストは、路上生活者の間での新型コロナウィルスの感染拡大防止などを目的に設置されたもので、最大で50名が収容可能な施設では、利用者が自主隔離して過ごせるほか、15日間の隔離期間中、医療サービス、食事なども提供される。また、隔離期間中に症状が出た場合は、当局がイヴィレイ地区にある施設か医療施設に該当者を移送するほか、隔離期間終了後には、路上生活者向けのシェルターなどを紹介するとしている。
なお、当局では同様のトリアージポストを島内の別の場所にも設置予定で、今後、さらに2カ所の屋外トリアージ施設が設置される見込みとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ