連邦政府が発表した最新の調査結果で、ハワイ州は人口に対する屋外居住者の割合が全米の各都市の中でもっとも高い州であることが明らかになった。
最新調査によると、ハワイ州では2017年から2018年で州内にいる屋外居住者の人口が約10%減少しているものの、州民10,000人に対する屋外居住者の割合が46人となっており、その割合はニューヨーク州と同じとなっている。
なお、ハワイ、ニューヨークに次いで人口に対する屋外居住者の割合が高いのは、州民10,000人のうち33人が屋外居住者を占めるカリフォルニア州、29人のマサチューセッツ、25人のネバダ州の順だった。
今回の調査結果ではこのほか、ハワイ州内にいる屋外居住者の53%にあたる人々がシェルターのような施設ではなく、歩道などで生活しており、ハワイは全米でも保護されていない屋外居住者の割合が4番めに高い州であるほか、2009年以降、退役軍人の屋外居住者の割合が増加している5つの州のうちの1つであることも明らかにしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ