州民の医療健康保険負担額は10年間で約2倍に

2018.12.12

日刊ローカルニュース

最新の調査結果で、平均的なハワイ州民が雇用主を通して支払っている医療健康保険額が、過去10年間で約2倍となっていることが明らかになった。

全米における健康管理システムの改善等を目的に活動している施設財団「コモンウェルス財団」によると、平均的なハワイ州民が雇用主を通して支払っている1年間の医療健康保険額は4,714ドルで、その支払額は、2008年度の約2倍、2016年度と比較して約8%増となっている。また、個人の医療健康保険年間の平均負担額は675ドルで、この金額は全米でもっとも低い水準となっている。

コモンウェルス財団関係者は「医療健康保険の負担額と自己負担額の増額スピードは労働者の賃金増加スピードを上回っており、将来的に医療健康保険の支払いができなくなった低所得世帯や健康問題を抱えているような人々が保健に加入できなくなるかもしれません」と警鐘を鳴らしている。

なお、全米でもっとも医療健康保険額が高額だったのは、年間の負担額が6,533ドルのデラウェア州で、反対にもっとも負担が少ない州は、年間の負担額が3,646ドルのミシガン州だった。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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