ハワイ島東部で、カカオなどに寄生する害虫「カミキリムシ(Longhorn Beetle)」の被害が拡大していることが明らかになった。
ハワイカカオ農業協会とハワイ島外来種委員会によると、カミキリムシはオーストラリアから約10年前にハワイ島に誤って持ち込まれ、その後島内で繁殖。ハワイ島のプナ地区の一部のクリストタウン、ハワイアンエーカー、ハワイアン・パラダイスパークなどで繁殖が確認されている。
当局ではカミキリムシの島内での繁殖拡大を防ぐための対策に着手。生け捕りにしたカミキリムシ10匹に対し$20の報奨金を支払うとしている。なお、生け捕りにされたカミキリムシは、そのほかに生息しているカミキリムシをおびき出すための手段として活用されることとなる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ