経済政策研究所が発表した最新の調査結果で、カウアイ島の島民のトップ1%の高額所得者の年収が、全島民の年収の21%を取得していることが明らかになった。
今回発表された調査結果では、カウアイ島の住民の1%の人の年収は、そのほかの99%の島民の約26倍で、カウアイ島の平均年収$55,057を大きく上回る140万ドルとなっており、州内でもっとも収入格差のある地域であると指摘している。
また、ハワイ州全体では、州民の平均年収は$57,987であるにも関わらず、州民の約1%にあたる人の年収がほかの99%の人々の年収の14倍となる$797,010で、1%の人が州全体の収入の12%を取得しているほか、ホノルル市では市民の1%の人々の年収が$781,988で、残りの99%の市民の平均年収が$62,738であることも明らかとなっている。
なお、アメリカ全体では、国民の上位1%の高額所得者の年収は、残りの99%の国民の平均年収の26倍となっており、ハワイ州よりもアメリカ全体の年収の差が深刻であることも指摘されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ