今年東京=ホノルルで就航!ANAのエアバスA380のファーストクラスを体験してきた

今年東京=ホノルルで就航!ANAのエアバスA380のファーストクラスを体験してきた

今年の5月に就航するANAのエアバスA380型機「FLYING HONU(フライングホヌ)」のお披露目イベントへ。全クラスのシートやアメニティなど、チェックしてきました!

公開日:2019.01.25

更新日:2019.02.01

編集部体験レポート

アロハ! エリカです。

1月23日(水)にコンベンションセンターで開催された、ANAのエアバスA380型機「FLYING HONU(フライングホヌ)」のメディア向けお披露目イベントに参加してきました!

 

フライングホヌは今年の5月24日に成田=ホノルル路線で就航予定ですが、ひと足早くANAホノルル線初となるファーストクラスや日本の航空会社初のカウチシートを体験してきましたよ〜。その他、ホノルル線限定アメニティやハワイの有名レストランとコラボした機内食など、魅力たっぷりのフライングホヌについて内容盛りだくさんでお届けします!


一般公募から選ばれた機体デザイン

イベント会場の入口付近にはフライングホヌ3機の模型が展示されていました。

フライングホヌの機体デザインは、応募総数2,197作品の中から選ばれた大賞作品で、「ハワイの青い海でゆったりとくつろぐホヌ(ウミガメ)の親子」をイメージしてデザインされているそう。かわいいなぁ〜。

  • 「ハワイの空」をイメージしたANAブルー

  • 「ハワイの海」をイメージしたエメラルドグリーン

  • 「ハワイの夕陽」をイメージしたサンセットオレンジ

また、入口付近にはステレオが設置され、ゴォ〜ッと飛行機の離陸音が鳴り響く演出が! 飛行機好きの私にとっては、もぉ〜鳥肌モノです…。

ANAのCAさんもウエルカムドリンクでお出迎えしてくれました。

エアバスA380の4タイプのシートを体験!

2階建てのA380。1階にはエコノミークラスが383席、2階にはファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーが73席と全部で520席あります。

うれしいことに、イベント会場では全クラスのシートが体験できました!

 

★ファーストクラス

★ファーストクラス

まずは、ANAホノルル線初のファーストクラスから。

広っ!!!

シートを囲うシェルは私の胸の高さまであります。そして、ドア付き個室型の完全プライベート空間って、めっちゃ贅沢じゃないですか〜。

ちなみに、右に傾いているのは、飛行機の傾きを想定し約3度の傾斜をつけて取り付けられているからなのだそう。知らなかった〜。

 

座ってみるとさらに感動! シートがフカフカで座り心地も抜群なんです。A380のファーストクラス、想像以上にスゴイな…。

 

座席を180度フラットにしてみました。身長159センチの私が足を伸ばしてもまだまだ余裕があります。いつもは、機内であまり眠れない私ですが、これならずっと爆睡できそう。

そして、驚くのはその広さだけでなく、快適な空の旅を楽しむための工夫がたくさんなされているところ。中でも、私が良いなと思ったポイントをご紹介します!

POINT1:大型液晶ワイドスクリーン

「でかっ!」と思わず声に出てしまった液晶ワイドスクリーンは、なんと32インチあります。飛行機の中でこのサイズは驚きです。

POINT2:壁に設置されたミラー

壁にあるボタンを押すとパカッと大きめの鏡が登場。これなら人目を気にせずお化粧ができますよね。あ〜、乗ってみたい欲がドンドン高まっていきます…。

POINT3:収納スペースが充実

  • 扉の隙間を利用して洋服をかけるスペースが! 通常は搭乗時にCAさんが上着を預かってくれるそうなのですが、カーディガンなど即座に使いたい羽織ものなどをかけておくのに便利です。

  • 膝下部分には2カ所の小物入れスペース、足元にも収納スペースがありました。可能性はかなーり低いですが、もし私がファーストクラスに乗れたらうれしすぎて無駄にいろいろ収納しちゃうんだろうな…(笑)。

POINT4:大型テーブル

  • 折りたたみ式テーブルはサイズが大きいのはもちろん、スーッと前後に移動できるのが便利です。

  • テーブルを真ん中に移動すれば、テーブルを挟んでミーティングも可能! (ミーティングしている風に撮ってみました。笑)これも広いからこそ叶うんですよね。

★ビジネスクラス

★ビジネスクラス

続いて、どの席からでも直接通路に出られる全席通路ダイレクトアクセスを採用したビジネスクラスを体験!

ニヤニヤ…優越感がたまりません。

私が座っているのは、中央席や通路を挟んだ一部座席に採用されているペアシートです。

 

お隣りとの距離がちょっと近め…?と思ったそこのあなた、ご安心ください。座席横にあるボタンを押すと、自動でパーテーションの上げ下げができるんです。プライバシーもきっちり配慮されています。

  • ビジネスクラスも180度フルフラットシートです。寝転んでみると、かなり安定感があり快適でした。

  • 大型サイドテーブルの近くに、PC電源、2個のUSBポートも装備されているので、お仕事で搭乗される方にもオススメです。

★プレミアムエコノミー

★プレミアムエコノミー

ファーストやビジネスに乗るにはなかなか勇気がいりますが、私でも手が届きそうなプレミアムエコノミー。その座り心地はいかに…?

38インチの(約97センチ)のゆったりシート&足元のフットレスト&レッグレストで、快適快適〜。

背もたれもクッションが入っていて、腰にしっかりフィットします。

 

ちなみに、写真を撮り忘れてしまったのですが、テーブルは通路へのアクセスを考えて、約90度に回転するものを使用しているんです。お手洗いに行く度に、わざわざテーブルの上のものをどけて、戻して…という面倒な作業が解消されてすごくありがたい!

そのほか、15.6インチのクラス最大級タッチパネル式パーソナルモニターや小物の収納スペースなどが完備されています。

★エコノミークラス

★エコノミークラス

最後はエコノミークラスを体験!

エアバスA380のエコノミークラスは、情報が一般公開されてからずーっと気になっていたんです。

だってだって…

 

じゃじゃん!

エコノミークラス運賃への追加料金で、日本の航空会社初のカウチシート「ANAカウチ」にアップグレードできちゃうんですよ〜! (素足ですみません…)

 

カウチシートについて詳しく説明すると、隣接する3席、4席分のレッグレストを上げて、ベッドのように利用できるシートなんです。しかも、専用の寝具やシートベルト付き!

機内で同じ姿勢のまま座っているとどうしてもお尻が痛くなってしまう私。「ここまでシートがあって足を上げられたらいいのに…」と、密かに願っていた機能が現実になってめっちゃうれしいです…(嬉泣)。

 

3席でも十分な大きさで、かなり快適です。しかも、ビジネスクラス一席を購入するよりお得なのだとか。なんて魅力的なんだ…。小さなお子様連れの方にもオススメですよ!

 

ホノルル線限定! ANAのオリジナル・アメニティ

会場の一角には、機内でもらえるアメニティの展示コーナーが!

 

コレコレ! 気になっていたファーストクラスのアメニティ「グローブトロッター」のアメニティポーチ。イギリスのトラベルケースブランド「グローブトロッター」が機内アメニティを手がけるのは世界初なのだとか。かわいい〜、欲しい〜。

 

手にとってみると、思った以上に大きいです。中には、銀座のスキンケアブランド「ザ・ギンザ」の化粧品が入ってます。

 

お子様連れのお客様に提供される「エジソンママ」のフォーク&スプーンやエコバック、フライングホヌのひこうきふうせんなどANAのオリジナルグッズがずらり。キッズが羨ましい…。

 

↓アメニティの詳細や、そのほかのアメニティはスライドショーでどうぞ。

ハワイのレストランとのコラボも! エアバスA380の機内食

イベント当日は、ANAセールスの宮川社長(写真)から機内食に関する説明がありました。

 

ANAのA380では「フォーシーズンズ・リゾート・オアフ・アット・コオリナ」や「ビルズ ワイキキ」などハワイの有名レストランとのコラボレーションメニューが楽しめるのだそう。食べてみたい〜!!

 

また、ホノルル線限定のスペシャルドリンク「ブルーハワイカクテル」も楽しめるとのこと(すべてのクラス対象)。機内でお酒を頼んだことはないですが、これは飲んでみたいです!

 

↓そのほかの機内食の詳細はスライドショーでどうぞ。

ANA 志岐副社長にインタビュー

イベントの最後に、ANAの副社長、志岐隆史さん(写真右)に特別にインタビューさせていただきました!

ーーーハワイにはよくいらっしゃるんですか?

志岐:3年前に仕事で来た以来なので、3年ぶりです。私は本当にハワイが好きなんですよ! できることならもっと頻繁にハワイに来たいくらいです。

ーーー今回のお披露目イベントを迎えられた今のお気持ちはいかがですか?

志岐:無事にイベントを迎えられて一安心しています。また、ハワイ現地の方にもANAのフライングホヌを披露することができ、本当にうれしく思っています。

ーーーデザインは一般公募されたそうですが、「フライングホヌ」という名称はどなたが決められたんですか?

志岐:社内で話し合って決めました。ハワイへ旅をされるお客様にも幸せが訪れるように願いを込めて、ハワイの神聖な生き物「ホヌ(ウミガメ)」という言葉を使った名前にしたかったんです。

ーーー素敵ですね。今日のイベントはハワイ現地からもたくさんの方が参加されていましたが、みなさんの反応はいかがでした?

志岐:じつは「フライングホヌ」というネーミングがハワイの現地の方々にどう思われるか不安だったんです。ハワイの人々にとって神聖な生き物「ホヌ」が飛ぶという意味合いを悪い印象で受け止められてしまったらどうしようかと…。でも、今日実際にハワイのみなさんにお会いして「すごく良い名前だね」と褒めていただけたので、本当に良かったです。

ーーーフライングホヌ、ますます乗ってみたくなりました! 私は大阪出身なのですが、関西から就航する予定はありますか?

志岐:関西からの就航も視野に入れていて、近い将来、実現したいと思っています。

ーーー楽しみにしています! 最後にアロハストリート読者にメッセージをお願いします。

志岐:これからもみなさんに喜んでいただけるような面白いことを日本でもハワイでもどんどん実現していきたいと思っています。パワーアップしたANAを楽しみにしていてください!

束の間のインタビューでしたが、快く対応してくださった志岐副社長、本当にありがとうございました〜!

 

最後はANAの関係者の方々が見送ってくださいました。CAさんを挟んで、左からANAセールスの宮川社長、ANAの志岐副社長、ANAホノルル支店長の柴田さん。

ひと晩ですっかり虜になってしまったANAのエアバスA380「フライングホヌ」。ハワイの上空をスイスイ飛ぶ光景が見られるのを楽しみにしています〜!

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