ハワイ島観光ならおまかせ!急がず楽しめるツアー会社

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ローカルビジネスを応援する「サーシャのサポートハワイ」。今回はホロホロ アイランド ツアーズのツアーに参加しながら、ガイドのKenさんにインタビューしました。

公開日:2022.02.04

ロコガールが紹介!サーシャのサポートハワイ

アロハ!サーシャです。

私が、ハワイのスモールビジネスやローカル企業、​デザイナー、アーティストの皆さんを応援する取り組み「サーシャのサポートハワイ」。今回は、ハワイ島で「ホロホロ アイランド ツアーズ」を経営しながらガイドをしているKenさんをご紹介します。

※インタビューは2021年12月に行われました。

ケン/Ken

ケン/Ken

日本育ちのアメリカと日本のハーフ。 21歳の時に父親探しのために渡米、その後日本に戻って家庭を持ったものの30歳で家族を連れてハワイ島へ移住。 マウナケアの星空ガイドを7年ほど勤め、2012年にホロホロ アイランド ツアーズを設立。

ホロホロ アイランド ツアーズ公式ウエブサイトはこちら>>

ホロホロ アイランド ストアはこちら>>

30歳で人生を変えたいという想いからハワイに移住

サーシャ:Kenさん、ご無沙汰しています。さっそくですが、どうしてハワイ移住を決められたのですか?大きな決断だったと思います。

Kenさん:この島に来たのは30歳の時なんだけど、それまで6年くらい日本で仕事をしていて、すでに結婚もしてたし子どもも2人いました。 29歳になったくらいの時にこの生活が一生涯続くことを想像したら、急に「本当にこのままで良いのか?」みたいな自問自答が多くなり、軽い対人恐怖症みたいな感じになっちゃって。人と話すのが嫌になったり人間不信になったりして、30歳を機に人生を変えたいって思ったんだよね。

その時は子どもはまだ1歳と2歳。 悩んだ結果「やらない後悔よりやった後悔!」と思って、それから半年後に退職して2006年の6月にはハワイ島のホノカアに住んでいました。

サーシャ:ホノカア!映画の舞台にもなるくらい素敵な街ですよね。古き良き移民の歴史もあって、大好きです。でも、ホノカアって観光のイメージはあまりないのですが、どうしてツアーガイドの仕事を始めようと思ったのですか?

Kenさん:もともとは牧場とかで働きたくてハワイ島に来たんだけど、3カ月ちょっと働いたらそこが閉鎖になることが決まってしまって、生活のためにも何か仕事をと思っていた時にマウナケアの星空ガイドを友人に誘われたんです。

初めてガイドという職業に就くことになったんだけど、自然のすごさにハマっていって、ハワイを知れば知るほど、本当のハワイのことって意外とほとんどの日本人に伝わってないなと思ったんです。

サーシャ:ハワイ島は奥が深いですよね。私自身も何度もハワイ島に来させてもらっているけど、独自の美しさや大自然のすごさは、多くの日本のみなさんにまだ伝わってない気がする。 土地が大きすぎてもはや住まないとわからないほどの奥深さがあると思います(笑)。

今回、サーシャのサポートハワイのスタッフも一緒にケンさんのホロホロ アイランド ツアーズのプライベートツアー/1日貸切チャータープランに参加させていただいて、本当に細やかに、初心者にもわかるようにいろいろなことをガイドしてくださって、ケンさんのハワイ島への愛情をしっかり感じました。

スタッフみんなが「またハワイ島に戻ってきてホロホロ アイランド ツアーズのプライベートツアーでKenさんのガイドでまた来たい!」って絶賛してます。

 

ハワイ島をゆっくり急がずに案内するツアー会社を設立

サーシャ:そんな素敵なツアーを実施しているホロホロ アイランド ツアーズっていつから始めたんですか?

Kenさん:7年くらい太公望って会社で働かせてもらっていたんだけど、その時にJTBで毎月世界で5人しか選ばれない何かに表彰されて、ちょっと調子に乗ってたんだよね。もしかしたら人生のピークかなと思うくらい(笑)。

そんな時にお客さんから続けて「私たちハワイ島が好きで来てるけど、この島に来るたびにキラウエア火山と星空観測しか行っていません。他に魅力はないんですか?」なんて質問が相次いであって、前の会社に打診したんだけど、新しいツアーを作るってのはリスクも高いし、軌道に乗るまで経費もかかるということで、僕が考えているプランを実行するには難しいというお返事をいただいたので、自分で独立してツアー会社を創ることにしました。

サーシャ:そういうことだったんだ!Kenさんのツアー会社の名前も素敵でほのぼします。ゆっくりのんびり散歩する、ここにしかない、ゆったりしたいいリズム感だなと思います。

Kenさん:そうなんだよね。その時々のハワイを急がずゆっくり楽しんで欲しいという気持ちからホロホロ、ハワイツアーズにしようと思ったんだけど……。ホロホロハワイという称号が取れなくてホロホロ アイランド ツアーズになりました。

ホロホロとは「ゆっくり出かける」とか、「ちょっとブラブラしてくる」とか、急がないイメージで、ハワイ島を急がずに案内するツアー会社という意味合いがあります。

サーシャ:文字通り、ホロホロアイランドツアーズさんのツアーは気軽にどこにでも一緒に立ち寄ってくれるチャーターが魅力ですよね。しかも泊まっているホテルへの送迎があって、道中はKenさんの知識の深さに感動する案内をしてくれて、そのうえ細やかなアテンドをしてくれるので、これほど安心なことはないです。

 

辛いのは今!でも嬉しいこともたくさん

サーシャ:コロナ禍で経営や運営が本当に大変だと思いますが、今まで大変だったなと思うことはありますか?

Kenさん:今……かな。 ハワイ島の魅力を伝えたり、安心して楽しい時間を過ごしてもらえるようにするのが僕らの仕事なので、それができない今は一番辛いです。

それ以外だと、大事なのはガイドにもいつまでもハワイ島のことを好きでいてもらえるようにすること。それには新しい情報を調べて、勉強会をし続けてるんだけど、例えば算数もずっと足し算をしてたら時には引き算や掛け算など次へスキルアップしたくなるように、この島を知れば知るほどやっぱり面白くなってくる。

だから常に新しい情報を学んで、自分も常にハワイ島に驚きを感じていることがお客さんの感情と近い状態で案内できると思っています。

サーシャ:お客様が目の前にいない今、大変なご苦労をしているんだなと思います。 では、一番嬉しかったことってどんなことですか?

Kenさん:お客さんとの出会いだね。リピーターさんをはじめ、お客さんから沢山のアロハの気持ちをもらってます。親戚の子を見るようにあたたかい目で見守ってくれて、今もその人たちがいなかったら本当にどうなっているか分からないですね。

あとはやっぱり出会いが嬉しい。だからお客さんと会える時は毎日嬉しいよね。

サーシャ:わかります!私もこの数年間、応援してくださっているファンの方に実際にお会いすることができなくて。今年はハワイと日本の行き来ができるようになって、直接会えるのはいつだろうとウキウキしています 。

 

ツアーのおすすめはやっぱり貸切チャータープラン

サーシャ:今回私たちはホロホロ アイランド ツアーズさんの1日貸切チャータープランのプライベートツアーを利用したのですが、ほかにはどんなツアーがありますか?

Kenさん:まず、「3種類のワイピオ渓谷ツアー」。ハワイ島の中でもレンタカーはもちろん、ツアー会社の数にも制限がかけられているような有名な場所は、マウナケアとワイピオ渓谷だと思います。かつて王族が住んでいたワイピオ渓谷は1996年に4社のみしか入ることが出来ないことが決まったのですが、そのすべての会社と契約して日本語ガイドが一緒に行ってご案内できるようになっています。

乗馬、ミュールワゴン、4WDシャトルのどのツアーに行かれても日本語ガイドが一緒にいますので、安心して参加していただけます。中腹の星空観測、 マウナケアの山頂には上がれる会社は英語圏も含め6社しかないのですが、星空観測はどの会社も中腹で行います。私たちもその高さに近い標高2,000m付近で星空観測を行うので、ほぼ同じ条件で星空観測を楽しんでいただくことが出来ます。また、弊社は貸切星空観測で他の人と合同ではないため、日本語だけの案内を行いますし、みなさんのペースに合わせて楽しんでもらえます。

「1日貸切チャータープラン」は、お客さまのペースで自由にハワイ島を回れるプランです。 自分たちの行きたい場所をお伝えいただければルート配分も組みますし、面倒な方はサンプルルートから選んでいただくこともできます。

サーシャ:Kenさんのおすすめツアーはどのタイプですか?

Kenさん:やっぱりわきあいあいと楽しめるチャータープランです。 貸切りツアーなんだけど、ハワイ島ってオアフ島の7倍くらいの大きさ。だから実は最初のお迎えのホテルから最後のホテルまで60kmも離れてて、約2時間かけて迎えるんだよね。そこからのツアースタートなんだけど、やっぱりその時間がもったいない。それだったらその時間をお店に寄る時間にするとか、効率よく満喫できるから。 臨機応変に対応するので、当日に寄りたい場所があれば立ち寄り、場所の変更とか時間延長とかの対応もできるので、満足度は確実に高いです。

サーシャ:そうですよね!今回途中で雨が降って予定のコースの順番を変えてくださったので雨に降られずにホナウナウ国立公園へ行けて、しかも素敵な写真まで撮れました!

Kenさん:サンプルルートの1つが、今回ご一緒した、ホテル~ホナウナウ国立公園~フルーツスタンド~コーヒー農園(お好みで選べます)~ランチ~カイルアコナの散策(歴史案内しながらの案内もできるし、自由でもOK)~ホテルというルート。

歴史散歩は何回もコナに来ている方にもおすすめ!その場所がもっと自分と近い場所になります。

サーシャ:参考までにお値段なのですが?

Kenさん:ホテルの玄関へお迎えに行くため、お泊りのホテルによって距離やお迎え時間が変わってくるので料金も違っちゃうんだけど、大体丸1日8時間で$940(1名~13名)。今は火山まで行く10時間のツアーで$1,100です(同じく1名~13名)。

サーシャ:いきなりお値段聞くとセレブ感ありますが、よく考えてみると例えば5人家族で行くと一人$235。バスのチャーターって自分たちだけの貸し切りで、しかも最高のガイドさんが付いてくれるんですよね。これははっきりって断然お得です!

Kenさん:ホロホロ アイランド ツアーズも来年で創立10年めなので、色々な特別価格やキャンペーン価格を出したいと思っています。旅行される時にはホームページをチェックしてみてください。

サーシャ:すべてのツアーにハワイ島を熟知した、しかも日本語を話せるガイドさんが同行してくれるんですよね。

Kenさん:はい。 ワイピオのツアーでも基本ガイドはずっと一緒で、馬にも乗れるガイドが一緒に行くので安心してください。チャーターツアーは、買い物などについて来て欲しければ一緒に行ってできるアドバイスはするし、駐車場が混んでいれば下ろして時間を決めてピックアップなども可能です。チャーターツアーはとにかく時間を有効に使えて、人数が集まれば料金的にも自由度的にも、かなりお得になります。

サーシャ:ツアーに参加するにはどうすれば良いですか?

Kenさん:ホロホロアイランドツアーズのホームページからお申し込みいただけるようになってます。現在、新しいホームページに変更するため工事中のページがありますが、終わり次第アップする予定です。

 

コロナ禍中に新しい試みに挑戦

サーシャ:今回のツアーでコナにもよりましたが、以前と比べてひっそりしていてお店も閉まっているところが多いのに気が付きました。コロナの影響はまだ続いていますが、コロナ禍でハワイ島に観光へ来る日本の方もいなかったと思います。Kenさん、これまでどう過ごされていましたか?

Kenさん:まずコロナ禍になってすぐにホロホロ アイランド ストアをオープンしました。お客さんからの依頼も多く、普段立ち寄っていたアロハグロウンという会社の商品を取り扱うところから始めました。いずれにしろ近々ストアをオープンさせたいと思っていたのでこのタイミングだと思って進めました。

それから半年ほど経ってもコロナ禍は収束せずに長引きそうだったので、海と火山、星空、乗馬のガイドが集まってハワイ島の魅力を伝えるオンラインサロンをコロナ禍のチャレンジの1つとして始めてみました。今まで培ってきた現地でのガイドをオンライン上でやるだけと思ったのですが、実際は慣れない動画編集に苦戦したり、撮影許可などの壁にぶつかったり、勝手の違いに苦労した1年でした。

そして、日本の方々にこのハワイ島にある景色を実際に見に来て欲しいと思い、ガイド仲間とハワイ島の景色を集めた2022年のカレンダー制作をしました。そちらも弊社のホロホロストアで販売されていますのでぜひチェックしてみてください。

サーシャ:ホロホロ アイランド ストアでは、どのような商品が購入できますか?

Kenさん:2022年カレンダーや、ハワイ島を起点にしているアロハグロウンのTシャツやキャップなどがあります。

訪れた人の充実した滞在、そしてハワイの自然のために続けられることが目標

サーシャ:今後の目標は何ですか?

Kenさん:正直に話すと、コロナ前と現在の状況では少し考え方が変わってきています。今まではハワイ島の魅力を沢山の人に伝えたいと思ってきましたが、今はこのハワイ島を肌で感じたい方のハートをしっかりつかむようなプランを提供したい。一生に一度しか来れない方もいますし、そういった方々がどれだけ充実した滞在ができるかを目標にしたいと考えています。

また、廃業となったサトウキビ産業や牧畜産業、外来種で荒れてしまったハワイの山や牧場に、ハワイ原生林でもあるコアやハワイオリーブなどの木を植樹し復活させて、少しでも未来の子どもたちに本来あったハワイに近い状態でバトンタッチすることです。 微力だと思いますが、今はコツコツ細く長く続けられることを目標にしています。

サーシャ:最後に、日本の方に向けてメッセージをお願いします。

Kenさん:まず皆さんが今までのようにハワイに来ることができない現状を、お店の方もレストランの人も、僕らガイドもみんな寂しく思っています。 最近のツアー依頼はアメリカ在住の日本人の方が多かったのですが、彼らを連れて行っただけでお店の人たちは「日本の人たちはもう戻ってくるの!?」とウキウキとした表情で話しかけられ「まだだよ」と伝えた時の寂しそうな顔を見ると嘘じゃない、心からの声だなと感じられます。

これは日本の観光客の方を含め、現地ハワイで暮らしてきた日本の人たちが紳士、淑女の接し方をして下さったからだと思いますが、ハワイ島の多くの人は日本の観光の方を心からお待ちしています。

サーシャ:Kenさん、今日は最高のツアーとインタビューをありがとうございました。楽しかったです!また違った角度でハワイ島の良さを感じました。また来ますので、次もぜひよろしくおねがいします!

 


 

★インタビューを終えて★

テレビ撮影などで何度もハワイ島に行ったことがありましたが、今回のような豪雨のコナは初めて。終日雨が降ったりやんだりして、ハワイ島を出発した日の午後から空港も閉鎖するほどの天候でした。そんな中でKenさんのツアーは、雨を避けてうまく進めてくださって感謝しています。

私はKenさんのお話の声と説明の心配りなどが大好きで、いつも聞き入ってしまいます。今回はサーシャのサポートハワイのスタッフもアメリカ本土から来てくれて、一緒にプライベートツアーを体験をしました。初めてのハワイ島が思い出深いものになったと、みんな感激していました。

ツアーに参加して、ハワイ島の皆さんはこれまでも火山の噴火やコロナの打撃の中でも本当に辛抱強く、工夫しながら頑張ってきてるんだと実感。これからもサーシャのサポートハワイでは、引き続きホロホロ アイランド ツアーさんを応援したいと強く思いました。皆さん、オアフ島に来たらぜひハワイ島にも立ち寄ってみてくださいね。

 

▼サーシャのホロホロ アイランド ツアーズのプライベートツアー/1日貸切チャータープラン体験!映像はこちら

https://www.sashasupporthawaii.com/holoholo

ハワイに恋して!最新情報

次回放送日:2月10日(月)21:00〜
放送内容:「サーシャ厳選イイトコ巡り!まことちゃんおかえりハワイSP 第2弾!」

久しぶりのハワイに震えるほどの喜びを感じたというまことちゃん。その喜びをさらに噛み締めてもらうための特別企画第2弾! リモート撮影での画面越しでは伝わりきれなかったその良さを実際に肌で感じてもらうべくお出かけします。
空港近くのカリヒエリアにあるローカルに人気のカフェ「ゲブカフェ」の大人気メニュー、プライムリブと中華マンを使ったパオ・ベネディクトを豪快に実食。さらに、まことちゃんが会いたくてたまらなかった「JALPAKハワイ」の優吾ちゃんこと笹澤さんを訪問し、最新ツアーとサーフィンの歴史について学びます!


ハワイに恋して!の公式ウエブサイトはこちら>>>

サーシャ/Sasha

大阪生まれの日英バイリンガル。幼少から1年の半分は米国で過ごす生活を送り高校からハワイへ移住。17歳の時に出演したテレビ番組がきっかけでタレント活動を開始し、現在BS12 トゥエルビ「ハワイに恋して!」にレギュラー出演中。

サーシャのインスタグラムはこちら>>>
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