【2024年最新版】ハワイのビーチで注意すべきルール&マナー

【2024年最新版】ハワイのビーチで注意すべきルール&マナー

ハワイのビーチを楽しく満喫するために守るべきルールや禁止事項などをまとめました。お酒やタバコに関するルールは、違反すると罰金も…。ハワイ出発前に一読を〜!

公開日:2019.03.05

更新日:2024.08.06

ハワイのお役立ち基本情報

※この記事は2024年7月に情報を更新しました。

常夏ハワイの海を思いきり楽しむために知っておきたい、ビーチに関するマナーやルールを紹介します。

日本のビーチとは違う決まりごとがあったり、知らずにしてしまった行為がハワイ州の法律に違反することだったり…。最悪の場合、罰則を受けることになる、なんてことも。せっかくの旅行で残念な思い出を残さないよう、ぜひ事前にハワイのビーチマナーや法律を予習してくださいね!

もくじ
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飲酒に関するマナー

●公共の場での飲酒は禁止

白い砂浜、真っ青な海を眺めながらのビールやカクテルなんて、考えただけでもお酒好きには夢のようなシチュエーションですが、残念ながらハワイでは限られた環境でしか飲酒が認められていません。ビーチでアルコールドリンクを飲むと罰金刑が課せられてしまいます。

ハワイで飲酒ができる場所とは…

・自宅やホテルの部屋(ラナイはOK)
・酒類を提供する飲食店
・BYOB(持ち込み可)の飲食店

ビーチでバーベキューやピクニックをする際ももちろん「公共の場」なので、アルコールは禁止です。

ビーチカクテル(ビール、ラバフロー)  

とても厳しいハワイでのビーチ飲酒事情ですが、それでも満喫できる方法があります。

ワイキキなどの海沿いに建つリゾートホテルには、大抵ビーチ直結の敷地にバーやレストランがあります。強い日差しを遮ってくれる屋根やパラソルの下で快適に、ビールやハワイらしいトロピカルカクテルを満喫できちゃいますよ。

ザ・ロイヤル・ハワイアン・ラグジュアリー・コレクション・リゾート・ワイキキ

●その他・アルコールに関する注意事項

ちなみに、ビールなどの酒類をむき出しの状態で街で持ち歩くことは禁止されています。酒類を街で持ち運ぶ場合は、必ず袋などに入れましょう。もちろん、酒類を歩きながら飲むのは論外ですのでご注意を〜!

 

タバコに関するマナー

●ビーチでは喫煙も全面禁止

ハワイでは、非喫煙者の健康を間接喫煙の害から守ることを目的とし、州や郡が定める公共の場所が禁煙区域となる「新禁煙法」が2016年1月1日(金)より導入されています。喫煙も飲酒と同様に、とても限られた場所でしかすることができません。

またハワイ州ではタバコや電子タバコなどを購入・喫煙できる年齢を21歳以上と定めています。

違反者には$100の罰金が、また、再犯の場合は最高$500まで引き上げられる可能性もあります。

看板に「Smoking Prohibited by Law」と書かれていたら禁煙エリア。ワイキキビーチは全面禁煙なのでご注意を。

禁煙標識

●ビーチ近くの公衆灰皿について
ビーチから近いのは、カラカウア通り沿いにある公衆用の灰皿。形は色々なタイプがあり、日本のものとは少しイメージが異なるものも。基本的には中に鎮火用の水が入っているので、そこへ吸い殻を捨てましょう。

ハワイの灰皿とゴミ箱

ハワイの灰皿

ハワイの灰皿

 

●その他・タバコに関する注意事項

・電子タバコも基本NG!
iQOS(アイコス)やプルームなどの電子タバコも、通常のタバコと同等扱いなのでご注意を。

生き物に関するマナー

●ウミガメは近づくのも触るのも禁止

ハワイ固有種であり、古くからハワイの守り神として大切にされてきたアオウミガメ(ホヌ)は、ハワイ州法によって保護されています。

ハワイのビーチとウミガメ

触ってはいけない10フィート(約3メートル)より近づいてはいけない、そして餌を与えてはいけません。よくビーチで甲羅干しをしている様子を見ることができますが、上記決まりの範囲より外側であれば見学も写真撮影も可能です。海で泳いでいるときに偶然、真近くに出現されてしまった場合は触れてしまわないように静かに離れましょう。
違反してしまうと、$500を越える高額な罰則金が発生することもあるのでご注意ください。

ハワイのビーチとモンクシール
同じくハワイアンモンクシール(アザラシ)も州法の下で保護されていて、50フィート(約15m)より近づいてはいけません。違反した場合には、軽犯罪とみなされると最高$1,000の罰則金および最長30日間の禁固刑、重罪とみなされると最高$5,000の罰則金および最長1年間の禁固刑に課せられる可能性があります。

ビーチの砂に関する注意事項

●ビーチの砂は持ち出し禁止

「ハワイ旅行の思い出に、ビーチの砂や珊瑚などを持ち帰る」。ロマンチックなようですが、ハワイのビーチから砂を持ち出すことは州法で禁止されています。また、日本の海外からの砂の持ち込みは日本の検疫で問題になる可能性もあるので、ビーチの砂は持ち帰らないようにしましょう。

 

荷物の管理も細心の注意を

●荷物の管理は慎重に

楽園の島、リゾート地…というイメージから、ハワイ旅行中は気がゆるみがち。ですが絶対に忘れてはいけないのが、残念ながら旅行者を狙ったひったくりや置き引きがとても多いという点です。

とくに気をつけたいのがビーチでの置き引き。ビーチに荷物を置いたまま海に入るのはとても危険です。自分たちの持ち物からは絶対に目を離さないよう、海遊びをするときは細心の注意を払うようにしてください。

荷物は最小限に、金銭は身につけるべし。グループ旅行であれば、見張りの担当をつけておくのがベターです。

●ビーチバッグを使うのもおすすめ

ビーチバッグ
海の中にも持って入れる防水ビーチバッグもおすすめです。サーフショップなどで、いろいろな柄やサイズが売っています。

ビーチバッグ

 

ビーチシャワーのルール

●ルールや順番を守って利用を

ビーチには公共のシャワーと、隣接するリゾートホテルの宿泊客専用シャワーがあります。自分が泊まっているホテル以外にうっかり侵入してシャワーを勝手に使わないこと。公共のシャワーを使うようにしましょう。

ハワイのビーチシャワー

●シャワーの使い方

操作は簡単で、水道のハンドルを回して水を出すだけ。シャワーが設置されている場所は基本的にビーチ横の屋外なので、着替えができるロッカーやタオルなどはありません。

ハワイのビーチシャワー

●その他の注意事項

石けん類の使用は避けましょう。あくまで砂を落とすためのシャワーです。

●ビーチの公共シャワー設置場所

ハワイのビーチシャワー

●ワイキキビーチの公共シャワー設置場所
① ワイキキ・ショア・ホテル横
② アウトリガー・ワイキキ・オン・ザ・ビーチ前
③ ワイキキビーチ交番の海側
④ クヒオ・ビーチ西のフラ・マウンドの横(バニアンツリーの横)
⑤ クヒオ・ビーチ東のワイキキウォール防波堤の横(カパフルアベニューの突きあたり)

●カイルアビーチの公共シャワー設置場所
・カイルアビーチパーク内
カイルアビーチパーク駐車場近くには公共シャワーとトイレがあります。隣りのラニカイビーチにはどちらも無いので、ラニカイビーチに行く際もカイルアのシャワーを使うのがおすすめです。

 

日焼け止めのルール

●リーフセーフの日焼け止めの推奨

海水浴客が体に塗っている日焼け止めが、ハワイの海に生息するサンゴ礁に深刻な被害を与えていることがここ数年で明らかになり、ハワイ州では2021年1月よりサンゴ礁にとって有害な成分、オキシベンゾン(Oxybenzone)とオクチノキサート(Octinozate)を含む日焼け止めの販売を禁止する法案が施行されています。

また、マウイ郡では2022年10月1日(土)より、ミネラルを含まない日焼け止めの使用と流通を禁止する法案が施行。日本からの日焼け止めの持ち込みは今までどおり可能ですが、ハワイの環境保護のためにも自然にやさしい成分で作られた「リーフセーフ」の日焼け止めを使用するようにしましょう。ハワイで買えるおすすめのリーフセーフの日焼け止めは以下でチェックを!

 

ビーチの利用時間に関するルール

ワイキキのロイヤル・ハワイアン・からホノルル警察のワイキキ分署近くまでの区間と、クヒオビーチでは毎日0:00~5:00、フォート・デルーシー・ビーチ・パークは毎日22:00~5:00に夜間閉鎖が行われています。この時間帯は、ビーチの通り抜け等は可能ですが、ビーチで寝転がったり座ったり、立ち止まったりといった行為は禁止となっているのでご注意ください。

以上、ビーチで楽しく過ごすために知っておきたい、ビーチに関するマナーまとめでした。
▼ハワイの禁止事項に関する参考記事はこちら

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