約1300人がハワイでウクレレギネスに挑戦

約1300人がハワイでウクレレギネスに挑戦

ウクレレアンサンブルの世界記録に挑戦するチャリティイベントが4月28日に開催。ジェイクをはじめとするウクレレ奏者も多く駆けつけた当日の様子をレポート!

公開日:2012.05.01

更新日:2017.06.14

ハワイのイベント・レポート

 アロハ!ヨリエ&リツコです。4月28日(土)、ニール・ブレイズデル・センターで行われた「GO FOR DA RECORD . . . HANA HOU!」。ウクレレ・アンサンブルの合同演奏人数で、世界記録に挑戦!というチャリティ・イベントが開催されたのです。現在の世界記録は、2011年8月にスウェーデンで達成された1,547人。これを塗り替えるべく、昨年10月の「GO FOR DA RECORD」に続き、ハワイでの2度目の挑戦となりました。

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 挑戦のスタートは19:00ですが、開場は15:30。この時点から、会場全体が華やかな雰囲気に包まれ始めます。ウクレレを持った参加者が、続々と入場。今回、ギネス参加者は入場無料(ウクレレを弾かない場合は$10)でしたが、あちこちでサイレントオークションやドネーション(寄付)も受け付けられています。オフィシャルTシャツも販売。このイベントでの収益は、Music for Life Foundationを通じて、ハワイの子どもたちが音楽と触れ合う機会を増やし、サポートしていくための様々な活動資金にされるとのこと。また、前回のイベントと同じく、レインボー・フォー・ジャパン・キッズの活動を通じて、日本の被災地の子どもたちを応援する義援金も寄付されることになっています。

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 そんなサポートの気持ちと「本場ハワイでウクレレギネスを!」という熱い思いで、開場はさらに盛り上がっていきます。今回は、イベントの主旨に賛同した多くのアーティストも開場に集まってサポートしていました。ジョディ・カミサト率いるHeart and Soulや、ビッグアイランドから駆けつけた炎のウクレレガール、ブリトニー・パイヴァのステージで場内の雰囲気はどんどん熱くなります。

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 さらに、先日ハイアットでライブを行ったクリス・サルバドールやカレイ・ガミアオ、タイマネ・ガードナー、10歳のウクレレ少年リオ・サイトウなど、多くのウクレレ・アーティストが個性豊かなステージを繰り広げます。こんなパフォーマンスを一度に聴けるだけでも贅沢!開場には多くの子どもたちも集まっていたのですが、みんな目をキラキラさせて憧れのアーティストの演奏に聴き入っていたのが印象的でした。

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 そうしているうちに、会場はざわざわとしてきます。ギネスのオフィシャルスタッフが登場し、会場の参加者人数をカウントする準備が始まったのです。こうしている間にも、ウクレレを持った人たちが続々と会場へとやってきて、ワクワク感はさらに高まります。

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 こうして集まった参加者は隙間なく決められたエリアに座り、事前に配布された蛍光色のブレスレットを腕に着けます。参加者同士でウクレレの弾き方を教え合ったり、待ちきれずに各自が演奏を始めたりしながらスタートの瞬間を待ちました。

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 強力サポーターであるウクレレマスターのジェイク・シマブクロがステージに上がると、会場の盛り上がりはマックスに!この日、みんなで弾く曲「123」を作曲したジェイクが、初心者にもわかりやすく弾き方をレクチャーしながら、みんなの気持ちを一つにしていきます。この「123」は、たった3つのコードで弾けるシンプルでやさしい曲です。

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 そしてステージには、ワヒアワからやって来たイリアヒスクールの生徒たちも登場。彼らは前回の挑戦の際にも参加したメンバーで「123」に歌詞をつけ、合唱した子どもたちなのですが、今回はジェイクと同じステージに立っての参加ということで気合十分!ジェイクの「準備OK?」の言葉に「イエーーース!!」と満面の笑みで応える姿がかわいかった〜。

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 そして…いよいよ挑戦がスタート!演奏が始まると、途中で会場の電気が消され真っ暗になりました。みんなが着けているブレスレットが音楽に合わせて揺れ、その様子はとても幻想的。子どもたちの歌声が響く中、ジェイクの指揮の下、最後まで全員でウクレレを弾き続けました。

 演奏後には、ドキドキの結果発表。…残念ながら1,296名と世界記録に約250名及ばず、記録達成には至りませんでした。本当に惜しかった!でも、ハワイという場所で約1,300名がウクレレを通してひとつの記録に挑戦し、目標を追いかけたこの瞬間は、参加者全員の心に深く刻まれたことでしょう。

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 その後も、韓国から参加した天才ギター少年のチョン・ソンハくん(この日はウクレレで参加!)のステージやジェイクのライブなどが行われ、イベントは夜21:00頃まで続いたのでした。ラストはジェイクの演奏でハワイアロハを合唱。みんなで手をつなぎ、特別な日がゆっくりとフィナーレを迎えたのでした。

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 記録を達成できなかったのは本当に残念でしたが、また次回へ!と夢をつないでハワイらしいイベントは幕を閉じました。ジェイクをはじめとするアーティストのみなさんも、ボランティアスタッフのみなさんも、本当にお疲れ様でした。再度の「ハナ・ホウ(アンコール)チャレンジ」に向けて、またがんばれたら素敵ですね。

☆当日の写真はアロハストリートの公式フェイスブックでチェック⇛

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