憧れのレースに初チャレンジ!「ホノルルマラソン2006」

憧れのレースに初チャレンジ!「ホノルルマラソン2006」

公開日:2007.01.10

更新日:2017.06.25

ハワイのイベント・レポート

ハワイのイベント・レポート
憧れのレースに初チャレンジ!
ホノルルマラソン2006

 アロハ! 4時間台を目標に、ホノルルマラソンに初出場した鈴木です。スポーツは月2回行うフットサルくらいで、マラソン経験の無い私ですが、ホノルルマラソン開催3カ月前に出場を決意。アロハパークで「2006ホノルルマラソン」というコミュニティを立ち上げてしまいました。コミュニティ・メンバーの中には、過去に出場経験のある方や、私と同じように初参加の方もいたので、直前まで楽しくコミュニケーションさせていただきました。おかげで初心者の私も、憧れだったホノルルマラソンに参加することができたのです。さっそくマラソン・レポートをお届けしましょう。

■まずは念願のオフ会!

▲オフ会の皆さんと。手前左端が鈴木です。

 大会の約1カ月前に、コミュニティ・メンバーの皆さんと初対面。ふだんはPCを通してしかコミュニケーションが取れませんが、この日は実際に皆さんとお会いし、トレーニング方法やホノルルマラソンのポイント、また本番当日に用意するものなどを聞くことができました。マラソン談議に花を咲かせ、気がつけば3時間以上もマラソン話で盛り上がったのは、さすがマラソン好きの仲間が集まるコミュニティならでは。先輩たちのマラソンに対する熱意も伝わり、私自身のやる気度もヒート・アップしました!
 そして、約4カ月に及ぶトレーニングを終え、4時間台で完走するイメージ・トレーニングもバッチリです。またコミュニティの方々から教えていただいた備品、5本指ソックス、ワセリンなどを購入し、準備は万全。会社や友人には4時間台でゴールすることを当然かのごとく宣言し、ハワイへと旅立ったのです。

■フルマラソンへの挑戦がスタート

▲どかーんと花火と共にスタート!

 スタート地点には2時間前に着いてしまったので、まずはスタミナ補給をと思い、おにぎりとバナナを必死にお腹に詰め込みました。なにせ、これから少なくとも4時間は走るのですから、無理やりでも食べないと途中でダウンしてしまうと思ったのです。そしてウォーミング・アップを終え、気がつけばスタート30分前。スタート地点は、出場者や応援の人などが続々到着し、にぎわってきました。私は4時間台での完走を目指す人たち用のスタート地点で待機していると、横に6~7人の陽気な外国人チームがとびっきりの笑顔で歌を歌い、盛り上がっているではありませんか! その光景を見て、今までの緊張が少しやわらいだ感じです。そしてスタート前の恒例の花火があがり、ハイテンション状態の中、いよいよマラソンがスタートしました。

■夢は4時間台。でも現実は…

▲まだ真っ暗な中、美しく輝くツリーを横目に快走。
▲最初は好調な走りだったのに…。

 まだ夜が明ける前にスタートしたマラソン。外はまだ暗く、クリスマス用に飾られたイルミネーションがキレイに輝いています。まずは順調なペースで5キロ地点を通過し、たくさんの歓声を浴びながらワイキキへ。そして私が心配していたダイヤモンドヘッドの上り坂も、ペースを落とさず、なんなくクリアしました。4時間台完走のペース・リーダー(その人について行けば必ず時間内に完走できるランナー)をワイキキ地点で抜き、息切れや足腰の痛みなどもなく走っていました。
 ところが、ハイウェイに入りしばらく走ると、左ヒザが痺れてきたので初めて立ち止まり、マッサージを行いました。しかしその後、ヒザの痛みが悪化して徐々にペースが落ち、ついにハイウェイ中盤で走ることが出来なくなってしまったのです…。

■やっとのことでゴール!
▲苦しさもピーク。あともう少しだ…。 ▲やった~、念願のゴール!

 痛む足を我慢し、走ったり歩いたりを繰り返しながら、やっとのことで、ハワイカイの折り返し地点を通過します。セレブな感じの家並みを横目で見ながら、願うことはただひとつ。完走だけは絶対にしないと…。この時点で、4時間台での完走は完全に頭の中から消えていました。しばらくすると走ることもできなくなり、歩いてフリーウェイ、そしてダイヤモンドヘッドを超え、ようやく残り約1キロ地点までやって来ました。最後は足の痛みを我慢し、地元の人やすでに走り終えたランナーたちによる盛大な声援を受け、無事にゴールすることができました。結果は、目標タイムには程遠い6時間22分12秒でしたが、今までに味わったことのない達成感を感じることができました。

■現地でアロパ・マラソンオフ会開催!

▲上野編集長をはじめ、皆さんお疲れさまでした!

 大会終了後の夜は、アロハパーク「ホノルルマラソン」コミュニティのオフ会に参加しました。総勢15名が「ザ・ウイローズ」に集まり、おいしい料理と最高のおつまみである「ホノルルマラソン談議」で盛り上がりました。まさか現地でオフ会をやるなんて考えもしなかったので、楽しい時間を過ごさせていただきました。しかしオフ会の場所などをコーディネートして下さった幹事の方は、ご主人がマラソン中に体調不良となり、看病のために参加できなくなったのがとても残念でした。

取材を終えて
 今回のホノルルマラソンを通して感じたのは、地元のボランティアの方々のあたたかさ。彼らの協力によって支えられている市民マラソンに出場できたことは、何よりうれしかったです。地元の皆さん、本当に心からの声援をありがとうございました! ホノルルマラソン出場を考えている方は、ぜひいつかトライして、その感動を体感してみてはいかがでしょう?

公開日 : 2007年 1月 10日
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