ハリケーン「ロウェル」、ハワイ南方を強い勢力で通過へ

2026.09.03

日刊ローカルニュース

ハリケーン「ロウェル」は強い勢力を維持したまま、ハワイ主要8島の南側を通過する見込みだ。ただし、長期的な進路予測には依然として不確実性が残っている。

火曜日午後11時時点で、ロウェルの最大持続風速は時速145マイル(約233km)で、カテゴリー4の大型ハリケーンとなっていた。水曜日には最大持続風速が時速156マイル(約251km)を超えるカテゴリー5に発達する可能性がある。

ロウェルはヒロの南南東約470マイル(約756km)に位置し、時速12マイル(約19km)で西へ進んでいた。

ハリケーン級の強風は中心から最大35マイル(約56km)まで、熱帯暴風雨級の強風は最大90マイル(約145km)まで広がっている。

公式の進路予測では、ロウェルの中心は今後数日間、ハワイ州の南側を通過する見込みだ。一方、複数の予報モデルでは、ハワイ州を通過した後の土曜日から日曜日にかけてロウェルの速度が落ち、急激に北へ向きを変えるとの予測が増えている。ただし、方向転換のタイミングや角度には不確実性があるため、レイバーデーの週末に向けて予報が変わる可能性があり、注意が必要だ。

現時点では、ロウェルの影響でハワイ諸島周辺の気圧傾度が強まり、水曜午後から金曜にかけて非常に風が強くなると予想されている。一部地域では貿易風が時速50マイル(約80km)を超える突風となる可能性があり、強風注意報が発令される可能性もある。

また、ロウェルの通過に伴い、東側および南東側の海岸では生命を脅かすほどの高波や離岸流が発生する可能性がある。

一方、ハリケーン「カリーナ」はやや勢力を強め、現在もカテゴリー4の大型ハリケーンとして中部太平洋に接近している。カリーナはバハ・カリフォルニア半島南端から西へ約1,440マイル(約2,317km)の海上に位置し、時速12マイル(約19km)で西へ進んでいる。最大持続風速はわずかに強まり、時速145マイル(約233km)となっている。水曜午前までさらに勢力を強める可能性があり、木曜まで大型ハリケーンの勢力を維持するとみられている。

カリーナは木曜遅くから金曜早朝にかけて中部太平洋海域に入る見込みだ。現在のところ陸地への脅威はなく、今後の正確な進路を判断するには時期尚早だが、公式予報では土曜日にヒロの東約600マイル(約966km)に中心が位置すると予測されている。

今シーズンもハリケーンの活動が活発な状態が続いている。2つの熱帯低気圧の影響により、金曜から来週水曜(9月4日〜9日)にかけて、ハワイの気象条件に何らかの影響が及ぶ可能性に備える必要がある。

ファースト・アラート・ウェザーチームは、今後数日間にわたり、2つの熱帯低気圧の動向を引き続き注意深く監視する。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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