ハワイ州保健局はオアフ島内で2例めとなる麻疹感染を確認したと発表した。ハワイ州では今月に入ってから、海外渡航歴のある麻疹ワクチン未接種の子どもの麻疹感染が確認されていた。

当局によると、今回麻疹の症例が確認されたのは、4月7日に麻疹感染が確認された子どもの成人家族で、最初に感染が確認された子どもはすでに回復しているほか、今回感染が確認された成人も感染力はないとしている。

当局では、すでに感染者と接触した可能性がある人々に連絡を取っており、現時点でほかに感染が確認された症例はないとするとともに、麻疹はワクチンで予防可能な病気であり、麻しんワクチンを含む定期的に必要とされている小児期ワクチンを接種することは、小児だけでなく、より大きなコミュニティを病気の発生から保護することになるとして、市民に対し、予防接種の接種状況を確認するよう促している。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ