当局が緊急サイレン使用手順を発表

2023.09.29

日刊ローカルニュース

マウイ島で発生した大規模火災を受け、ハワイ緊急事態管理局は27日(水)、緊急サイレン作動手順を明確にした文書を発表した。

今回、当局が緊急サイレンの使用手順等を明確にした背景には、8月8日(火)にマウイ島で発生した火災に関し、マウイ島緊急事態管理庁の元長官ハーマン・アンダヤ氏が、緊急サイレンは主に津波に対する警告を発するためのもので、緊急サイレンを鳴らした場合、島民が火の手が上がっている島内陸部に向かって避難する事態になる可能性があったためサイレンを使用しなかったと発言したことで、緊急サイレンの使用方法に関して物議を醸す事態となったためで、当局では、津波以外でも緊急サイレンは使用されることを市民に知ってもらいたいとしている。

なお、新しいマウイ島緊急事態管理局長のダリル・オリベイラ氏は、地域社会に山火事について警告するため、緊急サイレンを使用することを決定している。

ハワイ緊急管理局のジェームズ・バロス氏は「私たちは常に緊急事態への対応を改善しようと努めており、マウイ島の火災対応の見直しにより変更が生じる可能性がありますが、現時点ではサイレンが『より多くの情報を求めてほしい』との当局からの呼びかけを意味する警報システムであることをハワイの住民に知ってもらうことが重要です」とコメント。緊急サイレンは、津波、ハリケーン、洪水、火災、火山の噴火、危険物の爆発時などに使用されるとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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