ホクレアがマウイへの航海を決定

2023.09.28

日刊ローカルニュース

ポリネシア航海協会のナイノア・トンプソン最高経営責任者は27日(水)、マウイ島ラハイナ地区が火災によって壊滅的な被害を受けたことを受け、ホクレアをマウイに向けて航海させると発表した。

古代ポリネシアで用いられていた木造航海カヌー船のレプリカとして知られるホクレアは、今夏より、アラスカ州より「モアナヌイアケア(地球への旅)」と呼ばれる新たな4年間の航海に挑んでおり、現在、サンフランシスコに寄港している。

トンプソン氏は「私たちのホームで起こっている災害のレベルは、私には理解できないものですが、 私が理解しているのは、ホームに帰らなければならないということです。ラハイナは人々にとって海の原動力ともいえる場所で、長年にわたり、エイブラハム・スネーク・アウ・ヒー、アーチー・カレパ、ティム・マクギリオムといった偉大な船長たちがこの地から生まれ、カレパ・バイバヤンとその娘のカラという二人の偉大な航海士たちが生まれた場所です。マウイはホクレアがもたらすインスピレーションと温かさを必要としています」とコメントしている。

なお、ホクレアは12月下旬にサンディエゴからハワイへ戻る見込みで、どのくらいの期間ハワイに留まるかは不明となっているものの、トンプソン氏は、ホクレアが挑戦している4年間の太平洋一周航海は引き続き行われるとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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