カウアイ島で害虫のサイカブトムシを確認

2023.06.10

日刊ローカルニュース

州農務局は、5月31日(水)にカウアイ島で害虫のサイカブトムシ(coconut rhinoceros beetle)が確認されたことを受け、島民に対し、堆肥や植物性などの廃棄物を確認するよう呼び掛けている。

サイカブトムシは、ハワイ諸島に生息しているヤシの木の種子のほか、バナナやタロ、パイナップル、サトウキビなどにも悪影響を及ぼす害虫として知られており、カウアイ島では5月末に、島で初となるサイカブトムシがリフエ空港近くの罠の中で生きたまま捕獲されたほか、周辺でも2匹めとなる死んだサイカブトムシが発見されている。

ハワイ農務省のシャロン・ハード委員長は「カウアイ島でサイカブトムシの蔓延を阻止するには、繁殖地の可能性がある場所を直ちに特定することが重要だ」とコメント。蔓延の可能性のある場所を特定して監視するには多くの目撃情報が必要だとして、市民に対し協力を呼び掛けている。

なお、当局ではサイカブトムシの繁殖を抑えるため、より多くの職員をカウアイ島に派遣しているほか、当分の間、リフエ地区のゴミ中継施設内にある植物性の廃棄物施設を一時閉鎖。サイカブトムシの島内での繁殖拡大を防ぎたいとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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