労働力不足で荷役作業の遅延の可能性が浮上

2023.04.08

日刊ローカルニュース

大手海運会社のマトソン社が、南カリフォルニアの港での深刻な労働者不足によって、ハワイでの荷役が遅延する可能性があるとのメールを顧客に送付していたことが明らかになった。

同社によると、労働者不足は6日(木)の夜勤にスタート。翌7日(金)の業務にも影響を与えており、港での生産性が著しく低下していることによる深刻な混雑が発生する可能性があるとするとともに、西海岸行きの荷物を受け取ることはできるものの、空のコンテナを発送または受け取ることはできない状態となっているほか、労働力不足がいつ解消されるかは不明であるとしている。

港での労働力不足に関しては、ハワイのローカル食品供給業者が、マトソン社と同じく海運会社であるパシャ社の両方から、ロサンゼルスとロングビーチの港での人手不足について警告をすでに受けているとコメント。ハワイ・フードサービス・アライアンス社のオーナー兼CEO であるバック氏は「港での業務の遅延や混乱は、ハワイの住民が来週食べたり消費したりする物品の95%が、港で輸送のために積み込まれていないか、港に降ろすことができないかのいずれかの状況にあるということです」とコメント。また、冷蔵されている生鮮食料品や非常に傷みやすい食品などが積まれたコンテナは、予定通りにハワイに輸送することができず、ハワイ到着時に賞味期限が切れているといった問題が出てくるだろうとし、ハワイで必要な食料と物資を動かし続けるために、各企業が迅速に人員を配置できることを望んでいるとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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