議会で改造マフラー車の騒音取り締まり案を検討

2023.04.04

日刊ローカルニュース

ハワイ州議会では、州内で違法改造マフラーの車両による騒音被害が増加しているとして、改造マフラー車による騒音を取り締まることを目的とした新たな法案の導入を検討している。

交通委員会の委員長であるクリス・リー州上院議員は「都心部でも郊外でも、新型コロナウイルスのパンデミック以降、騒音問題が顕著化しており、とくに違法マフラーを装備した車両による騒音問題に当局が対処することを望むとした世論の圧力が高まっています」とコメント。騒音対策として、オアフ島内で新たに開発されている騒音追跡カメラを導入するパイロットプログラムを確立し、資金を提供する法案を可決すべきであるとしている。

州運輸省長官に指名されたエド・スニフェン氏は騒音追跡カメラについて、最近オアフ島で導入された赤信号違反取り締まりカメラと同様に機能するもので、州当局か各郡当局が特定の騒音レベルに機器を設定し、違反が確認された場合には検察から対象車両に対して召喚状が送付されるようにするものであるとコメント。警察署員が騒音レベルを確認した場合には、担当者によって騒音に対する認識が異なったり、音量を測定するための機器がすぐに利用できなかったりするものの、すでに設定された機器が騒音レベルを確認するため、誤差などが生じないとしている。

なお、リー州上院議員は違法マフラー車の騒音を取り締まる法案が導入された場合、違反者に対して発行される違反切符は、非犯罪の交通違反に対して発行されているものと同様になるだろうとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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