ノースショアに打ち寄せる巨大な波で浸食被害に懸念

2023.01.26

日刊ローカルニュース

ノースショアのビーチに水曜、巨大な波が打ち寄せた。
モンスターウェーブは、危険なだけでなく、ビーチの浸食が悪化するのではないかと近隣の住宅所有者の懸念が高まっている。

ロッキー・パウンドに不動産を所有しているトッド・ダンフィー氏によると、裏口の外には17フィートの砂があったが、日曜の大規模なうねりの後に残った砂はわずか4フィートだったとし、「ベニヤ板で窓以外の家を覆いました。できることはそのくらいでした」と語った。

また、1年前には砂が完全になくなり、家を失うのではないかと心配したとコメント。
ビーチの砂がなくなるのは珍しい話ではなく、いくつかのビーチでは砂浜が完全に消えている。

過去20年間、1週間に1度ノースショアを訪れているスーザン・ボイエットさんは、「後ろに家々が見えていたのを覚えていますが、今ではその多くがベニヤ板で塞がれています」とコメントした。

ケ・ヌイ・ロードのダンフィーズの海辺に2つの物件があり、1つは250万ドル、もうひとつは180万ドルで、どちらも当初の提示価格より約50万ドル安い価格で市場に出ている。

ダンフィー氏は昨年春、業者を雇い自宅の裏に砂を積み上げたところ、土地天然資源局から90,000ドル以上の罰金を徴収されたため、今回の浸食対策は控えめとなり、「防護アイテムを使うなど、今は最小限のことしかできない」と語った。

当地域を代表するショーン・クインラン州議員は、長期的かつ包括的な解決策が必要だとし、州レベルでこれらの住宅保有者を支援するだけでなく、法律違反者の取り締まりの強化を求めている。

今年の議会での土地天然資源局の一連の法案の中には、不動産所有者が海面上昇の影響を受けていない地域への移転を支援するための資金を集める措置が含まれている。

もうひとつの法案は、不動産の売り手に対して、許可・未許可の浸食防止対策と、不動産の浸食率開示を要求するものとなっている。
ダンフィー氏は、現在の自宅に留まることを望み、財産でもある自宅を守るために州に助けを求めている。

「私たちは皆、最後までここにいるつもりです。これを防がなければ、私たちはただの海の犠牲者になってしまいます」とコメントした。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

キーワードから探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
島・エリア
CLOSE
CLOSE
お店を探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
目的別一覧ページ
はじめての方へ
CLOSE
CLOSE
page top