軍当局が汚染水被害者のためのクリニックを年明けにもオープン

2022.12.17

日刊ローカルニュース

米防衛省保健局インド太平洋地域課は15日(木)、オアフ島レッドヒル地区周辺で発生した汚染水問題に関し、燃料流出事故に関連すると思われる慢性的な症状を抱えている軍人とその家族が利用できるヘルスクリニックを年明けにもオープンする予定であると発表した。

レッドヒル地区周辺で発生した汚染水問題では、海軍が管理する水道システムを利用していた約93,000名が影響を受け、そのうち約6,000名が頭痛、疲労感、めまい、肌荒れ、下痢、吐き気などの健康被害を訴えている。

連邦政府の健康調査では、汚染水によって健康被害を訴えた人の75%が、1カ月以上にわたって何らかの症状が続いたと報告しているほか、およそ87%が別の水源に切り替えた後に症状が改善されたと回答していることも明らかとなっている。

なお、2023年1月3日より開業予定のクリニックは、パールハーバー・ヒッカム統合基地にあるナバル・ヘルス・クリニック・ハワイの分署ヘルス・クリニック「マカラパ」で運営され、皮膚、脳、腹部、行動医学などを専門とする医師らが勤務する予定で、12月27日(火)より予約受付がスタートする見込みとなっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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