マウナロア山の噴火に伴うヴォグに注意

2022.11.29

日刊ローカルニュース

ハワイ州保健局では、ハワイ島マウナロア山が噴火したことに伴い、火山活動によって発生する霧「Vog(ヴォグ)」の発生量などが増加する可能性があるとして、特に呼吸器系の疾患がある人に対して注意するよう呼び掛けている。

火山活動によって発生する霧のヴォグは、頭痛、涙目、喉の痛み、インフルエンザのような症状などの症状が現れると言われている。

当局によると、28日(月)の時点で、人口密集地などでのヴォグによって大気の状態が悪化しているといった報告は確認されていないものの、今後、噴火によって、霧の状態、空気中の灰、二酸化硫黄のレベルが上昇し、州内各地で大気の状態が変動し、局地的に大気質の悪化が引き起こされる可能性もあるとして、特にヴォグによる影響を受けやすい人は状況の変化に注意する必要があるとしている。

また、ハワイ大学大気科学部のスティーブン・バジンガー教授は、現時点でオアフ島では火山の噴火に伴う大気の変化などは確認されていないものの、今後、風向きなどによってはヴォグがハワイ諸島間を横断する可能性があるとしたほか、マウナロア山から発生したヴォグがマウイ島側に向けて移動していることも確認されているとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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