鉄道システムで大規模な救助訓練を実施

2022.10.24

日刊ローカルニュース

オアフ島で建設中の鉄道システムは22日(土)、脱線事故を想定した大規模な救助訓練を実施した。

島西部の東カポレイのクアラカイ駅から約100ヤードの地点で行われた救助訓練には、ホノルル消防局や警察なども参加。脱線事故の負傷者を高架から55フィート(約15メートル)下の地上に降ろす訓練なども行われた。

救助訓練に参加したホノルル救急局のジム・アイルランド局長は「50~60人の負傷者が出たと想定したシミュレーションですが、60名の負傷者が出た場合には島内の救急車がすべて対応したとしても、負傷者の数に対して十分な台数の救急車を提供することができません。50~60名ほどの負傷者が出るような事態になった場合には、重篤な患者は救急車で搬送され、軽傷者は最大12人乗りの救急バスで搬送されることになり、島内のほとんどの医療機関が患者を受け入れることになります。とくに鉄道システムの近隣医療機関であるクイーンズ・ウエストやパリモミのほか、ワヒアワ地区にあるキャッスル病院などに搬送されることになるでしょう」とコメントしている。

なお、現在も建設が続いているオアフ島の鉄道システムは、順調にいけば来年度中には第一区間での運行が開始される見込みとなっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

 

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