イゲ州知事が中絶保護に関する行政命令に署名

2022.10.12

日刊ローカルニュース

ハワイ州のイゲ州知事は11日(火)、ハワイ州で中絶を希望する人や中絶に関する医療行為等を提供する者を他州の法律から守るとした行政命令に署名を行った。

今回の行政命令は、今年6月に米最高裁が女性の人工妊娠中絶権を認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」を破棄し、18の州が中絶の全面的あるいは部分的禁止を制定することを認めたことを受けてのもので、イゲ州知事は「ハワイ州では中絶は合法で、ハワイ憲法は、プライバシーと個人の自律の権利を保証しており、それには私たちひとりひとりが、子作り、避妊、中絶について個人的に決定する権利も含まれています。ハワイで中絶手術を受けた女性を告発しようとする他の州には協力しませんし、ハワイで中絶手術を行う医療専門家に制裁を加えようとする州にも協力しません」とコメント。知事命令によって今後、性と生殖に関する健康サービスのためにハワイを訪れた人に関する医療記録、データ、請求書を含む情報は、罰則を課そうとする他の州から保護されることになる。

全米ではハワイ州のほか、ネバダ州、ニューメキシコ州、コロラド州、マサチューセッツ州、ペンシルバニア州、ロードアイランド州などが同様の行政命令を発令している。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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