子どもの権利擁護団体であるアニー・E・ケイシー財団が発表した最新の調査データで、ハワイ州の子どもの幸福度は全米第22位であることが明らかになった。ハワイ州は昨年の同ランキングで26位にランクインしており、4ランク浮上している。
今回のランキングに伴う調査結果は、全50州の子どもの幸福度を測る16の指標について、政府のデータを集計したもので、ハワイの教育ランキングは、州内の中学2年生の72%の数学の点数が低いことなどが原因で前年の32位から35位に後退していることも明らかになっている。
また、ハワイ州の子どもの経済的な幸福度について、同ランキングでは前年の44位から34位に上昇しているものの、ハワイ・チルドレン・アクション・ネットワークの関係者は、ハワイ州内で保護者が収入の3分の1を家賃に費やす家庭で生活している子どもの率は37%で、今回のランキングが必ずしも実際に貧困層で生活している子どもの割合等を反映しているものではないと指摘している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ