ホノルル警察の人員不足が深刻化

2022.02.13

日刊ローカルニュース

ホノルル警察(HPD)の組合関係者は10日(木)、警察官の人手不足が市民と署員を危険にさらしているとの声明を発表。当局に対して人員増員の必要性などを訴えている。

HPDの組合であるSHOPOの会長であるロバート・カバコ氏は記者会見で「今年1月には、島内で発生した強盗、性的暴行、車の窃盗などの多くの犯罪が1年前と比較して増加しており、警察官不足が犯罪率の上昇の一因となっているようです」とコメント。ホノルル市側に対し、警察署員の残業を許可し、人員を100%にするよう求めている。

現在、HPDには300人以上の欠員があり、今後数年間でさらに増えることが予想されており、警察組合側は、今後さらに193人の警官が退職する可能性があるほか、現在の新入社員の雇用数では十分な人員の補充ができないとしている。

ホノルル市のブランジアーディ市長も「前回、警察学校を卒業した署員は19人で、十分な人数ではありませんでした。ホノルル市にはもっと多くの警察官が必要で、市民の皆さんが安全であると感じられるようにするべきです」とコメント。警察官の人員不足問題の解決に向けて、今後さらなる対応が必要であることについては同意するとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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