ホノルル市当局は、オアフ島内で運行されているザ・バスで、ICチップが搭載されたスマートカードの利用が可能となるスマートカードシステム「HOLOカード」の本格導入を開始すると発表した。
HOLOカードは、入金済のカードをタッチして運賃を支払うことができる電子乗車カードで、当局では、1日に2回以上乗車した場合には、それ以上の料金が徴収されることがない支払い上限システムなども備わっているとしている。
またHOLOカードは、枚数に制限があるものの、バス乗車時に購入できるほか、市内にある小売店などでも取り扱う予定で、将来的には鉄道システムでも利用可能になる見込みとなっている。
なお、当局では現在利用されている紙製のパスを7月1日(木)までに段階的に撤廃していく予定で、バス利用者に対し、今後数カ月間でHOLOカードの機能に慣れてもらいたいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ