新型コロナウイルスの影響で多くの失業者が出ているハワイ州では、低所得者向けの公的医療保険制度「メディケイド」や「メドクエスト」の利用者が急増していることが明らかになった。
当局によると、新型コロナウイルスのパンデミック発生前に州内でメディケイドやメドクエストなどの公的医療保険制度を利用していた居住者は327,119人だったものの、先週の時点で公的医療保険制度利用者数は405,598人となっており、約24%増と急増している。
郡・市別でのメディケイドの利用者数は、ホノルル市が56,372人、マウイ郡が14,965人、ハワイ郡が14,437人、カウアイ郡が6,303人で、とくにマウイ島でのメディケアの利用者は50%増と州内でもっとも多く、経済活動再開後も利用者の増加は続いている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ