10月20日(火)に島内初となる4名の新型コロナウイルス陽性患者が確認されたラナイ島で、22日(木)の時点で感染者数が38名にまで急増していることが明らかになった。
ラナイ島を管轄しているマウイ郡のビクトリーノ郡長は、ラナイ島での感染者増加を受け、今日23日(金)の夜までに、ラナイ島内への渡航や島内の必要不可欠ではないビジネスの一時休業などを行うか否かを決定するとしているが、渡航制限などは早くとも26日(月)の0:01からの導入になるとみられている。
ラナイ島では24日(土)に大規模な新型コロナウイルスの検査を実施予定で、ビクトリーノ郡長は、人口約3,000人の島で、島民の1,500名から2,000名に対して検査を実施したいとしている。
当局によると、島内初の新型コロナウィルスの陽性反応が出たのは、島外への渡航歴がある人物を含む4名で、陽性反応が確認された4名のうち3名は同じ職場に勤務しているほか、残り1名は直接患者と接触しない立場で働いている医療機関勤務者だった。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ