ハワイ島の火山周辺で約6,000の微震を観測

2020.04.12

日刊ローカルニュース

米国地質調査局のハワイ火山観測所は、昨年8月以来、ハワイ島の火山周辺で約6,000回にもおよぶ微震を観測していると明らかにした。

当局によると、ハワイ島のキラウエア火山の南西側の地溝帯では先週、マグニチュード2以下の地震が発生。地震は地表から約15~25マイル(24~40キロ)の地点で発生しており、観測所は、多くのパホア地区在住者などは振動を感じることはなかったほか、地表深くで発生した地震は、大きな影響を及ぼすことはないとしている。

天文台の当局者は、昨年の8月以来、火山周辺では1日あたり20~40回の微震が観測されているほか、今年2月には1日あたり約80回の微震を観測したこともあったと発表。微震の発生数は過去60年間の観測史上最多となっているとしている。

火山観測所は微震の観測数が増加していることについて「観測所では過去10年にわたってキラウエア山とマウナケア山周辺で発生している地震について記録しており、地震はおそらくマグマが島の真下の地球のマントルを通って移動した結果であり、微震の増加は噴火が差し迫っているためではないとしている。

参考:KITV4

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