ハワイ州が発表した最新の調査結果で、ハワイで4人家族が一般的な生活を送るために必要な年収は$80,417で、ハワイ州が定める最低賃金で大人2名が働いた場合に得る年収の約2倍の額が必要であることが明らかになった。
最新の調査結果によると、オアフ島で大人2名、子ども2名の4人家族が、公的支援などを受けずに平均的な額の家賃等を支払いながら必要最低限の環境で生活するために必要な年収は$83,046で、州内に居住している4人家族の約43%が、公的支援などを得ずに生活することが困難な状況にあるとしている。
なお、2014年度の調査では、4人家族が生活するために必要とされた年収は$75,000超で、ハワイ州で生活するために必要とされる年収の額は年々上昇している。
このほか同調査結果では、単身者がハワイで最低限必要とされる生活水準を維持するには、年収$35,143、時給にすると$17.21が必要で、州が定める最低時給の$10.10との差が大きいことも明らかになっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ