カウアイ島で4世代にわたって豚の飼育を行ってきたカネシロファミリーの養豚場が、来年初頭にも閉業すると発表した。
ヴァレリーさんとダーウィンさん夫婦が営んでいる養豚場は、1920年にダーウィンさんの祖父であるウスイ・カネシロさんが創業。長年にわたって養豚と、地域のほかの養豚場へ繁殖用の豚の提供などを行っていたものの、ヴァレリーさんがステージ4の膵臓癌を患っており、創業100周年となる年明けにも養豚場を閉鎖することにしたとしている。
なお、カネシロ夫妻が供給している豚は、過去にハワイ州だけでなく全米でも賞を受賞したことがあるほどの品質で、現在、養豚場の閉鎖を知ったほかの養豚業者などが、ヴァレリーさんらから養豚技術を学ぼうと、連絡をしてきているほか、養豚場で飼育しているすべての豚が市場に出るまでは、養豚場の営業を継続するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ