ワイパフ地区に移動型の屋外居住者向けシェルターが登場

2019.12.16

日刊ローカルニュース

オアフ島ワイパフ地区のワイパフ・カルチャー・ガーデン公園に、屋外居住者の人々向けのシェルターとして、空気を注入して膨らませるタイプの3つの移動式テントが設置された。

今回、試験的に導入されている移動式テントプロジェクトでは、屋外居住者の人々に一時的なシェルターとなるスペースを提供。約400フィートのスペースを有するテントは、最大10名まで収容可能となっているほか、ペット向けのスペースやシャワーやトイレなどの施設、所有物を保管できるスペースなども提供されている。

当局では、移動式テントプロジェクトに3年間で約600万ドルの予算を投じる予定で、社会福祉機関がシェルター利用者の人々のサポート活動も提供し、最終的にシェルターから出てアパートなどの住居に引っ越しできるようにしたいとしている。

なお、今回ワイパフ地区に設置されている移動式テントは、今後90日間にわたって利用可能で、90日の試験導入期間終了後には、オアフ島内の別の場所に移動し、同様のサポート業務が提供される予定となっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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