米地質調査局は、ハワイ島のキラウエア山にあるハレマウマウ火口内に出現した緑色の池の水位が上昇を続けており、湖のサイズが拡大していると発表した。
専門家によると、11月28日に調査時に、ハレマウマウ火口内の湖のサイズは南北に233~236フィート(71~72m)、東西に515~518フィート(157m)ほどに拡大しており、水位の上昇とともに湖のサイズも大きくなっているとしている。
キラウエア山では、過去に火口内に湖が出現したことはないものの、昨年の噴火で火口の底の部分が崩落。地下水よりも低い位置に底の部分が移動し、地下水がたまって湖になったとみられている。
なお当局では、マグマが地表付近で地下水に触れることによって非常に激しい爆発噴火が起きる可能性もあるとして、今後も注意深く池の観察を継続しするとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ