カウアイ島北部のケエ・エ・ビーチ沖で、1日(火)今期初のザトウクジラの姿が確認されたことが明らかになった。
NOAA(米海洋大気局)によると、カウアイ島のナパリコーストへ向かって航行していたホロホロチャーターの船がザトウクジラの姿を発見。沖合いでザトウクジラが3回から4回ほど海面に姿を現すブリーチングが確認できたとしている。
ハワイ諸島周辺は、11月から翌5月の間、ザトウクジラが出産と子育てのためにアラスカから南下してくる場所として知られており、例年、ハワイ諸島沖で多くのクジラの姿が確認できるものの、当局では、ザトウクジラはハワイ連邦法の保護対象となっているため、船舶などに対し、沖合いでクジラの姿を発見した際には、規制で定められている距離をとってクジラの観察を行うよう呼び掛けるとともに、沖合いで負傷したクジラの姿を確認した際には、当局に通報するよう協力を要請している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ