米国心臓協会の全国会議で、フラダンスを踊ることで心疾患のリスクが減少するとした研究結果が発表された。
今回発表された研究結果は、過去5年間に260名以上のネイティブハワイアンの人々を対象にして行われた調査結果をもとにしたもので、同研究の一環として、参加者は高血圧に関する教育を受けたほか、3カ月にわたって週2回、各1時間のフラのグループレッスンを受講。平均して収縮期血圧の数値が17ポイント下落したとしている。
UH医学部のネイティブハワイアンヘルス学部長であるカホロクア氏は「フラは年齢を問わず楽しめるだけでなく、それぞれの人の身体能力によって異なった動きがあり、健康維持に最適な方法だと思います」とコメントするとともに、今回の研究を通し、ネイティブハワインの人々が文化的に共鳴するグループベースでのライフスタイルをおくることを望んでいることも明らかになりましたとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ