10頭のカズハゴンドウがマウイのビーチに漂着

2019.08.30

日刊ローカルニュース

マウイ島のシュガービーチに29日(木)午前、10頭のカズハゴンドウ(Melone headed whales)が漂着。米海洋大気局の海洋哺乳類対応チームの職員らが対応したものの、少なくとも4頭が安楽死となった。

当局によると、海岸線に漂着したのは、ゴンドウクジラ科に属する小型のハクジラで、10頭のうち4頭は発見時にすでに危篤状態となっていたため、安楽死処置を施すことになったとしている。また、残りの6頭については、職員らが必死に沖合へ押し出して救出しようと試みたものの、6頭のうち2頭はすぐに海岸線へ打ち上げられてしまい、今後、安楽死となる可能性があるとしている。

カズハゴンドウは、最大で体長が約9フィートにまで成長するクジラ目ハクジラ亜目マイルカ科カズハゴンドウ属に属する保護種に指定されている海棲哺乳類で、NOAAによると、ハワイ諸島周辺海域には約400頭が生息しているとみられている。

なお現時点で、カズハゴンドウが海岸に漂着した原因は不明で、NOAAでは今後、安楽死となったカズハゴンドウの検死を実施する予定であるとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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