ホノルル市議会がバケレンの新条例案を可決

2019.06.19

日刊ローカルニュース

ホノルル市議会は17日(月)、オアフ島内にあるバケーションレンタル(バケレン)の規制を強化し、違反者により厳しい罰則を科す新条例案を全会一致で可決した。

今回市議会で可決された新条例では、現在、816件ある合法のバケーションレンタル物件の数を、オーナーが居住していることを条件に1,715件まで増加させることを認めるいっぽう、違反者に対しては、違反1回めは罰金$1,000、1回以上の違反の場合は最大で$10,000の罰金を科すほか、リゾートエリア外でのバケーションレンタルの運営を禁止するというもので、違法バケーションレンタルの取り締まりを強化するとしている。なお、オアフ島では現在、8,000件以上のバケーションレンタルが違法で営業を行っていると試算されている。

いっぽう、バケーションレンタル経営者からは、同案が施行された場合、長年にわたってバケーションレンタルを生業としていた地元の人々と経済に大きな影響を与える可能性があると懸念の声があがっているほか、旅行系ウエブサイトのエクスペディアでは、今回の市議会の決定により、地元の約7,000近くの雇用や、約7,700万ドルほどのハワイ州の税収が影響を受ける可能性があるとの声明を発表している。

なお、ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は今回の市議会が可決した新条例案について、内容を吟味したうえで、同条例案を可決するか否か決定するとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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