米地質調査局は、火山活動で大きな被害を受けたハワイ島にあるハワイ火山観測所の新しいロケーションについての検討を開始したと発表した。
当局では、ハワイ火山国立公園のキラウエアカルデラ近くにある火山観測所とジャガー博物館について、数十回におよぶカルデラの崩壊に伴い、修復不可能であるとの決定を下しており、現在、ハワイ島とオアフ島の2つの島で、恒久的に利用できる火山観測所の設置を検討しているとしている。
なお、ハワイ火山観測所職員は現在、ハワイ島ヒロ地区にハワイ大学ヒロ校内にある臨時の施設で業務にあたっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ