ホノルル不動産協会が発表した最新の調査結果で、先月1カ月間にオアフ島内で売買された不動産の件数は前年同月と比較して下落したものの、不動産価格は若干上昇していたことが明らかになった。

最新の不動産情報によると、先月1カ月間にオアフ島内で売買が行われた一戸建て物件の件数は208戸で、前年同月比4％減だったものの、一戸建て物件の中間価格は前年同月比約2％増の$789,000だった。また、コンドミニアムの売買件数は前年同月比16％減の321戸、中間価格は$415,000だった。

ホノルル不動産協会のジェニー・ブレイディー会長は「オアフ島の不動産は、売り上げが伸び悩んでいるものの価格は上昇しています。また、市場に出てくる物件の数が増加し、価格も緩やかに上昇しているほか、色々な価格帯の物件の在庫数も増加しており、健全な不動産市場になっている兆候が表れています」とコメントしている。

なお、2月に市場に出された不動産の件数は1,463件で、前年同月比41％増となっている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ