ホノルル市当局は、オアフ島の人気観光スポットのひとつであるハナウマ湾で、利用者の安全性向上のため、ライフガードの出動時間を試験的に変更。ライフガードの出動時間が今までより1時間早い、6:00からに変更となっている。
海洋安全局の職員のひとりは「ハナウマ湾内には2か所ほど危険な場所があり、過去2度ほど、出動時間である7:00前に溺れた人を救出し、心肺蘇生法を施したこともあります。混雑を避けるため、早い人は6:30にはハナウマ湾に到着する場合もあり、早い時間帯からライフガードが出動することは安全性確保のためにも必要です」とコメントしている。
ハワイ州保健局によると、ハナウマ湾では過去10年間で、30件の溺死事故が確認されており、この件数はノースショアの21件よりも多くなっている。
なお、ライフガードの出動時間は6:00~18:00となっており、当局では、ライフガードの出動時間変更をオアフ島の他のビーチでも導入できることを望むとしている。
参考:KITV4