マウイ島で日系人収容所に関する展示会がスタート

2019.02.20

日刊ローカルニュース

マウイ島カフルイにある「二世退役軍人メモリアルセンター」で、日系人収容所に関する特別展示会「Toyo: Behind the Glass Eye」がスタートしている。

6月14日まで行われている特別展示会では、写真家の宮武東洋氏が1942年にカリフォルニア州にあった日系人収容所「マンザナー強制収容所」で撮影した作品が展示されている。

展示作品には、商品が搭載された配達用トラックと男性数人の姿や、子どもたちへ玩具を貸し出すための施設の前に列を作る子どもたちの姿を収めた作品など、当時の日系人収容所の様子を伝える貴重な作品が数多く含まれている。

二世退役軍人メモリアルセンター関係者は「どんなバックグラウンドを持っている人で、この展示を見ることで、何か感じることがあるはずです。過去にどんなことが起こったのかを知り、現在の自分たちのどのような影響を与えたのかを考えることは、とても大切なことです」とコメントしている。

なお、特別展は6月14日までの期間、平日の正午から16:00に行われている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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