米海軍やハワイ大学の科学者の協力のもと、オアフ島の真珠湾内で牡蠣の養殖プロジェクトが始まっている。
今回真珠湾内でスタートしたのは、牡蠣の養殖を通して、湾内の水質改善を目指すというプロジェクトで、湾内でのハワイアン牡蠣(Hawaiian Oyster)と、クロチョウガイ(black-lip pearl Oyster)の2種類の牡蠣の養殖が行われている。
関係者らは、天然の牡蠣は1日に20~45ガロンの水をろ過し、水中のバクテリアや重金属、油、マイクロプラスチック、日焼け止めに含まれている化学物質などを取り除く役割を果たすとされており、牡蠣の養殖が真珠湾内の水質改善につながるのではないかとしている。
なお、養殖される牡蠣は食用として利用されることはない。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ